タックルハンターってなんだ?

タックルハンターとは、ルアマガソルトの巻末カラーで毎月ネコ人間が担当している企画です。本編は2Pという限られたスペースなので、取材時の裏ネタ(釣れなくて走り回る話)とか、ちょっとコアな方向すぎて一般的ではなくなってしまう話(妄想込みな感想)とかはざっくりカットされているワケです。
ともあれ、語りたいことが残っている。
そういうわけで、そんな話をしてみようかと思っているわけです。
本誌をまだ未読でネタバレ厳禁という方は、いますぐ回れ右してくださいね!

ビフテキサイコウ

詳しくは最新号を。

画像: ビフテキサイコウ

ビフテキの正体

記事でもさらっと書いてるんですが、最初見たときはPPウエイトだと思ったんですよね。そこからインスパイアされたのかな?と。
で、今回のタックルハンター実釣は10月号のジャングルジム・ワッキーさんとの取材時に同時に行っていました。その取材時にワッキーさんにもその辺り聞いてみたんですけど、むしろそっちを知らなくて、もっと全然別の理由からの開発だったわけです。詳しくはタックルハンターの記事と10月号のグルーパー特集で読んで下さいね。

http://blogs.yahoo.co.jp/northman_rig  多分ここが開発元かな…?

実際のところ、PPウエイト→P2ウエイトとして流通してるのでその名称で書きますけど、参照先を見てもらえば分かる通りに一点ステイ時の高アピールであったりとかを目的としたシンカーで、2008年頃にリリースされています。
形状的にはシンカー内をラインがナナメに通るとか、共通点もあるんですが、ほぼ直立にワームを立たせるのが目的のP2ウエイトとビーンズとでは、また全く違うコンセプトなわけです。

画像: ビフテキの正体

そんなP2ウエイト、開発は日本のはずです…が、何故かラッキーストライクのパッケージかつリッククランのシグネイチャーで登場してびっくりしたのを覚えてます。今でも謎。
P2ウエイトは今でも購入できるので、気になった方は使ってみるといいのではないでしょうか。嶋田仁正さんはチヌ用リグのシンカーとして、ご自身のfimoブログ記事で紹介されています。

http://www.fimosw.com/u/jinsei3/C4se6dpA7jxnXh

なぜビフテキが根がかりに強いのか。妄想メカニズム

記事中にも書いたんですが、あらためて詳しく。
個人的に、ビフテキの良さはラインに対して低重心となるティアドロップ形のシンカー形状を採用したこと。ここに尽きるのではないかと思っています。

これまでのテキサス用シンカーはバレット型にしろ異系にしろ、基本的にセンターラインスルーなので、ラインに対して重量バランスが均一なんです。それによって真っ直ぐ力がかかってスリ抜けてくるという構造です。非常にバランスが良い。

対して、ビフテキに使うビーンズシンカーは、リグった際にワームに対して下方に重心が位置します。ビフテキのコンセプトである、リーダーレスダウンショットリグを体現するようなスタイルです。
これが、ロックエリアなどでのスリ抜け時に思わぬ効果を発揮していると思います。実際に使ってみると分かるのですが、バレットシンカーでは「あ、終ったな」と思う根掛かり方をしても、ビフテキではその状態から外れてくるケースが非常に多いんです。
これは、水中に潜ってその現場を確認したわけでは無いので、絶対にそうだとは言えないのですが、おそらくこういうことだと思います。

画像: なぜビフテキが根がかりに強いのか。妄想メカニズム

根掛かりのメカニズム的に考えると、岩場や消波ブロック帯の場合、ラインが岩の隙間に挟まった後に後ろから付いてきたシンカーがロックするというのが一般的だと思います。つまりこの時点ではフックは刺さっていないんです。
このロックした状態でシャクる。または目一杯テンションを掛けた状態から緩めるなどすると、当然シンカーに力が加わります。このとき、ラインに対してバランスのとれたバレットシンカーではあまり動きがでませんが、ラインに対して重心が偏心しているビフテキはシンカーが動きやすい。だから、何度も力を加えているうちにポンとラインの上を振り子のようにシンカーが動き、挟まったスキマから飛び出るんじゃないか? と思っています。
そうなれば、後ろに残るのはオフセットフックでハリ先がカバーされたワームのみ。もうスリ抜けますよね。
全てこういうことなのではないかなという妄想ですが。誰か水中見てきてください。是非。

This article is a sponsored article by
''.