この連載では、かつて環境コンサル会社に勤めていた福重が、そこで得た経験・知識をバス釣り界にフィードバック!もしかした釣りに使えるかもしれない、フィールドに関する情報をお届けします。

が、今回は番外編と題しまして、博物館で行われていた特別展を紹介します。

本編が気になる方はコチラから↓

一日中楽しく学べる新感覚博物館!!

訪れたのは、茨城県坂東市にある大型施設
ミュージアムパーク 茨城県自然博物館

画像: 〒306-0622  茨城県坂東市大崎700 TEL:0297(38)2000

〒306-0622  茨城県坂東市大崎700 TEL:0297(38)2000

建物の中、外共に展示や施設が充実しており、子供から大人まで一日中楽しめる新感覚の博物館です。展示の様子を少し紹介すると…

上の写真以外にも、宇宙に関する展示や恐竜をはじめとした古代生物、地学的な展示など内容は多岐にわたります。なお、撮影した写真の傾向が偏っているのは完全に福重の趣味です。

そろそろ本編に参りましょう。

博物館では一般的に、メインコンテンツとして常に展示している「常設展示」と、期間限定で設けられる「企画展示(特別展示)」の2種類に大捌する事が出来ます。

上で紹介している写真が「常設展示」そしてこれから紹介するのが「企画展示」です。

Youはどうして日本へ?

今回、茨城県自然博物館で行われていたのは、外から運ばれてきた生き物たちという企画展示。

画像: 某探偵アニメの犯人風の男につままれたバスとそれを眺める有名な生き物たち・・・

某探偵アニメの犯人風の男につままれたバスとそれを眺める有名な生き物たち・・・

バス釣り好きとしては気になる内容です。

立派な入り口が設けられていました。

入口をくぐると、外から運ばれてきた生き物たち、すなわち「外来種」に関して様々な事例と共に紹介されています。

画像1: Youはどうして日本へ?

巨大なセイヨウタンポポの模型。身近に生えている多くのタンポポはこのセイヨウタンポポで有る事が多いです。花の下の緑色の部分が丸く反り返っているのが特徴です。

画像2: Youはどうして日本へ?

みんな大好き(?)アメリカザリガニの模型。食用ガエル(ウシガエル)のエサとして持ち込まれ、一緒に日本中に拡散してしまった事は有名ですね。

画像3: Youはどうして日本へ?

ミドリガメは模型と生体が展示されていました。お店では数百円で買える可愛い奴ですが、長く生きるとどんどん巨大化していきます。最近、問題として取り上げられることも多いですね。釣り場で甲羅干しをしているのは大体コイツかクサガメです。

画像: 有名な話ですね・・・。

有名な話ですね・・・。

今回の企画展は、展示パネルにも非常に力が入っていました。特に各項目の導入部分は、幅広い年齢層の人に興味を持ってもらえるように、4コマ漫画形式で紹介されていました。

画像4: Youはどうして日本へ?

某ムシの王様的なゲームのブーム以降、ホームセンターなどでも手軽に購入できるようになった外来種の昆虫。こちらも放されるのが問題になっているようです。

画像5: Youはどうして日本へ?

バスアングラーにはお馴染みのミズヒマワリも外来種です。印旛沼水系では同じく外来種のナガエツルノゲイトウの駆除が盛んにおこなわれていますが、この種が発見された当初は稀少種発見として、丁重な扱いを受けていたとか・・・なんだかなぁ・・・。

そして可愛いあいつらも登場です。

画像: バスが可愛くない

バスが可愛くない

わかりやすい事例としてモチーフにされやすいこの子たち・・・。

画像6: Youはどうして日本へ?

こんな感じに剝製やパネルが飾られていました。

ん?写真の下の方になんか見覚えのあるものがありますね・・・。

もっとよく見て見ましょう。

画像7: Youはどうして日本へ?

ラージとスモールの剥製の前にさりげなく置かれているのは・・・ドッグX??
しかもシール目のパロットカラー・・・これはいったい?

他にも魚類に関する話では、国内外来種(アユやヘラブナ)の問題も取り上げられていました。

さらにはこんな4コマも

画像8: Youはどうして日本へ?

バカッターツイッターやユーチューバー(笑)などでとんでもない人がいる世の中ですし、案外笑えない話です。ウシガエルのオタマジャクシなんかはうっかり持って帰ってしまう人がいそうですが、コイツも特定外来生物なので生きたままの移動は禁止されているのでご注意。

そして企画展の一番最後に展示されていたパネル。

画像: ①ブラックバスをはじめとした様々な生き物が生息している、水草の繁茂したとある池の話②外来種であるブラックバスを駆除したところ・・・。③バスに食べられていたザリガニが活発化!!④池の中にザリガニが増え、水草が減少・・・。

①ブラックバスをはじめとした様々な生き物が生息している、水草の繁茂したとある池の話②外来種であるブラックバスを駆除したところ・・・。③バスに食べられていたザリガニが活発化!!④池の中にザリガニが増え、水草が減少・・・。

これは実際に起きた事例として、ブラックバスを含む外来種問題の話になるとよく出てくるお話です。

謎の解明

企画展を後にして、少し館内を見ていると、面白い物を発見。

画像: 学芸員とは博物館相当施設に必ず在籍している有資格者。博物館史から展示物の取り扱い、研究、果ては接客まで、ありとあらゆる作業を担当する博物館のエキスパートだ!!

学芸員とは博物館相当施設に必ず在籍している有資格者。博物館史から展示物の取り扱い、研究、果ては接客まで、ありとあらゆる作業を担当する博物館のエキスパートだ!!

茨城県自然博物館に勤めている学芸員の紹介パネルです。その下にはこの方の私物が並べられていました。

画像: 謎の解明

よく見るとロデオクラフトのスピニングロッドやスプーン、タナゴ竿に反りザラ、果てはズイールのバイブルまで!! 何だこの土屋さんて人、めっちゃ釣り好きじゃないか・・・。

むっ・・・殺気!?

素早く振り返ると、そこに立っていたのはその土屋さんご本人でした。(脚色アリ)

資料課 主席学芸主事の土屋勝さん

せっかくなので、今回の企画展に関して一言いただきました。

「私も釣りが大好きなんですよ。だから今回の企画は決してバスなどの外来種が嫌いだから行ったわけではないんです。あのルアー(ドッグX)は、敵じゃないんだよって言うアピールです(笑)。釣りをするしないに関わらず、まずは現状で起きている事を皆さんに知ってほしいんです。今回の企画展では、それが伝わっていればいいなと思います。」

自然環境に真剣に取り組んでいる人の中にも、釣りを愛する人がいるのですね。茨城県自然博物館に行った際には、土屋さんに声をかけてみてください。きっと面白い話が沢山聞けるはずです。

終わりに

大変申し訳ありません。楽しそうに紹介しておきながら、この企画展は既に終了してしまっております。

現在行われているのは、「アンモナイト・ワールド」という、古代生物系の企画展示です。

画像1: 終わりに

こちらも凄く楽しそうですね!!

さて。

福重は今回、10時頃に入館し、常設展示を流し見て、特別展を見た後に建物を出たのですが、その時点ですでに13時。非常に楽しくて時間があっという間に過ぎてしまいました。

しかし茨城県自然博物館は広い! どのくらい広いのかと言うと、このくらい↓

画像2: 終わりに

建物は地図内左の「本館」の部分。つまり敷地的に考えると、建物内を見ただけではまだまだ終わらないのです。

一日中いても飽きない、と言うか回りきれないかもしれないミュージアムパーク 茨城県自然博物館

行けば必ず、沢山の事を学べるはずです。

もっと詳しく知りたい人はこちらから

次回は水質に関するお話を・・・掲載未定!!


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