ギミックタイプのエギジャンルに新潮流!?

エギングブーム以来、様々なタイプのエギがリリースされてきた。

しかし今、市場を見渡すと、結果的に残っているのは比較的オーソドックスなエギがほとんどだということに気づく。ギミックを施したエギの数々は、しばらくするとその姿を見なくなることが多い。

その定説を打ち破り、多くのエギングアングラーに受け入れられ、今や、すっかり定着したギミックタイプのエギと言えば、DUEL(デュエル)のパタパタ®シリーズだろう。

今更説明不要だとは思うが、ボディ下部に搭載したエラストマー製のパタパタ®フットが水流ではためき、その際に発する波動でアオリイカを誘うという仕掛けが大きな特徴の1つ。

このギミックタイプのエギのジャンルに、今、真っ向から勝負を挑もうとしているのが、ヤマシタの「エギーノ ぴょんぴょんサーチ」だ。

ひと目見て、只者じゃない感がスゴイんですが、コンセプトとしては、初心者用とのこと。エギのスペックが高いから、誰が使ってもイカを誘ってくれると。引き寄せのチカラが強いから、着底の必要もないそう。詳細は、2017年2月21日発売のルアーマガジンソルト4月号の実釣記事をチェック!

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ルアーマガジンソルト3月号にて既報なので詳細は割愛するが、オモリにリップを搭載していたり、カンナ側にアイがあったりと、ひと目見て、これまでのエギのどの文脈にも属さないということがわかる。

数ある特徴の中でも、ひときわ目を引くのが腹部に付けられたフット…、いやレッグだ。

DUELのパタパタシリーズがエラストマーでそれを表現しているのに対し、ヤマシタは3本の羽根でそれを表す。

実際にどんな感じではためくかは、下の動画をご参照下さい。

画像: ※浅場で簡易的に動かしているので、実際の使用時とは厳密には異なる場合もあるので、参考程度に御覧ください。 youtu.be

※浅場で簡易的に動かしているので、実際の使用時とは厳密には異なる場合もあるので、参考程度に御覧ください。

youtu.be

エギーノレッグと呼ばれるこの羽根は、シンカー部に搭載されたリップが作る水流の影響もあってか、ハタハタとはためきエビが水中を移動するような動きを演出。ただ巻きでも、アオリイカを誘い出す能力は高いと思われる。

実際に少し試した印象では、エギというよりもミノーに近い操作フィールだった。これはやはり、リップがあるということが大きく影響しているのだろう。

フット、いやレッグ、いやフット…、もういいや、アシ。アシが羽根なので抵抗が少なく、トゥイッチでキビキビと動く。ただ巻きで誘ってもOKだし、このあたりは従来のエギとはかなり違った印象。

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DUELから2017年新作エギが!

一方、ギミック界で一歩も二歩もリードしているDUELも、もちろん、手をこまねいて見ているわけではなく(エギーノ ぴょんぴょん迎撃を意図したわけではないとは思うが)、この春に新たな提案の搭載したエギを2つリリースを発表。

従来よりも引き抵抗を軽くするため、2本のフットを1本に減らした(パタパタ®フットライト)EZ-Qダートマスター、ムナビレ部分に装着される羽根をエラストマー素材のフィンにしたパタパタQ スローの2つだ。

画像: DUELのNEWエギ。EZ-Qダートマスターとパタパタ®Qスロー。春イカに試してみたい…。

DUELのNEWエギ。EZ-Qダートマスターとパタパタ®Qスロー。春イカに試してみたい…。

ここにきて、エギング業界の2大メーカーが、ギミックタイプを次々と投入してくるのはとても面白いことだなぁ、と思いつつ、個人的に興味を惹かれているのは、パタパタQスローだったりする(正式には、コレを書いている時点で情報解禁日前なので、写真の掲載はもう少ししてからにします)。

フィンにわざわざ切れ込みを入れることで、1つの羽根で2つの表現を試みているあたり、開発者でもある薗田隆二さんの奇才っぷりが遺憾なく発揮されているなぁと感じます。

あと、カンナの後端にシレっと付いてるオモリも気になる。

画像: パタパタ®Qスローのカンナ後端部。シンカーが貼りつけられているのがわかるだろうか?

パタパタ®Qスローのカンナ後端部。シンカーが貼りつけられているのがわかるだろうか?

これ、シャクリ挙げた後一瞬の水平姿勢に移行し、頭下がりのフォール姿勢へと続く一連のアクションの中で、少しでも水平姿勢を長く保つために効果があるそうなのですが、それ、ユーザーに伝えるの難しいっ!

けど、面白い。こういうこだわりを見せられると、使ってみたい欲がそそられますよね。
(近々、実釣する機会があるので、色々と試してきます)

コアなアングラーは「ストーリーのある」タックルを求める…

エギングに限らず、趣向を凝らした新製品が多くリリースされるソルトルアーフィッシング業界。品質もボトムアップされ、低価格化も進む中、コアなアングラーは新製品に何を期待するのか?

それは、そのカタチに至った物語なのではないかと思っています。

「どれも同じ」ではなく「他とは違う」という差別化、そしてそこからさらにもう一歩踏み込んだ、「違いに至った必然性のあるストーリー」が心に響いたとき、対価(あるいはそれ以上の財)を投じてでも、その「違い」を手にしたいと感じさせるんじゃないかと、自身の経験を通じて感じます。
(「あっ、コレいい!」と思った瞬間、金銭感覚がマヒして、買う買わないの次元を超越して、どうやって金を工面しようかという思考に至る感じ、ありますよね)

えっ? お前の作る雑誌にはそれがあるのかって? 精進します…。

ルアーマガジンソルト4月号、2月21日発売です。どうぞよろしくお願いします。


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