長々と続いているエレキ改造企画ですが、まだ終りません。今回はハウジング部分を塗装しちゃいます。

あともう1回くらいは続きそう。

さて、いきなり何でそんなことになったかというと…。

前回海外からの輸入でパーツを入手しましたが、その中のパーツが白かったのを覚えてますか?

コイツですね。

まあ、アレと黒いハウジングとを組み合わせると白黒パンダになるなー…っていうのもあり、ハウジングが汚かったのをついでになんとかしたかったというのもあり、塗装に踏み切ることにしたわけです…。ま、簡易塗装ですけれど。

ブラシカードは意外とキレイ

ともあれ、まずはモーター部をバラして行きます。

目的はSEモジュールの状態チェック!

というかそもそもブラシとかアーマチュアの状態はどうなのよ? っていうのもありましたし。これで浸水してたら最悪ですが……。

インチサイズのボックスレンチでささっとスルーボルトを抜きまして…。ご開帳です。

画像: コムキャップを外すときですが、注意しないとブラシを破損します。今回はタイラップなどを駆使してハズしました。とだけ言っておきます。ココをはじめとする、各部位の分解組み立て用として、メーカーには専用治具(SST)があるんですよ、売ってないけど。

コムキャップを外すときですが、注意しないとブラシを破損します。今回はタイラップなどを駆使してハズしました。とだけ言っておきます。ココをはじめとする、各部位の分解組み立て用として、メーカーには専用治具(SST)があるんですよ、売ってないけど。

アレ? 意外とブラシはキレイ。というかあんまり使ってないのでは? と思う程度のブラシの削りカスしかありません。ブラシも結構残ってますし。

さて、ここまで開けると、肝心なアレの様子もわかりますね…。

そうです。前回のブルートで開けてみたら曲がってたアイツです。

肝心なアレこと『アーマチュア』は……………

ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ(白目)
コイツぁヤベェニオイしかしねえぜ

コンガリ超えてた。

画像: 写真でみると、ヤベエな、コレ。実物はもうちょっとだけマシです。ちょっとだけですが。

写真でみると、ヤベエな、コレ。実物はもうちょっとだけマシです。ちょっとだけですが。

とりあえず見なかったことにして先にいきましょう(真顔)

コイルが見事に焼けてるぜ。アーマチュア本体も錆びてるぜ。コミュは…半分焦げてますな。
でも、これでもまだ動くんだぜ?錆を落として、コミュ磨けばどうにかなるかなあ……

これだけアーマチュアが錆びてれば、当然ハウジングの中も……。

画像: うっひょー。サビ浮いてるぅううう。マグネットもところどころカケてるZE〜(→バスボートで使うとなることがあるらしい)。でも、あんまり浸水した感じはないから、湿気などの影響でしょうか?

うっひょー。サビ浮いてるぅううう。マグネットもところどころカケてるZE〜(→バスボートで使うとなることがあるらしい)。でも、あんまり浸水した感じはないから、湿気などの影響でしょうか?

いやー。中古品はこんなものかもよ? っていう良い見本ですね。なぜなら元々のオーナーも中身がこうなってるって知らないハズだからね。

みなさんも、中古を買う時は覚悟しましょう

ネコニンゲン的には、こういうのを直すのはとても楽しいのですがね。

うーん、錆び落として錆止め塗装でタッチアップ。マグネットのカケはエポキシで補修しておけばいいか?という程度の感覚でさっくり作業をしておきます。

っていうかそれ以上なにかするならハウジングを買った方が早いと思います。1万くらいだし。

まずは下地作りから

さて、ここからは本格的に、ハウジングの塗装作業です。

画像: まずは下地作りから

内部の処理をある程度したら、塗装の下地を作ります。

と言っても、基本「剥がれても良いや」の簡易塗装なので、ざっくり適当に。

本気でやるなら、一度元の塗装を剥離させたり傷もパテ埋めしますけど、今回は錆を落としつつ、全体に荒目のペーパーを掛けて足付けしたら、もうプライマーを吹きます。

この時点では触った手の油が浮いてますが、あとで脱脂します。

脱脂はパーツクリーナーよりもシリコンオフなどの脱脂剤が確実。

さて、今回の塗装に使うのは、クルマ用ウレタン塗料と、塗りやすいと聞くプライマーです。

画像: ボデーペンとミッチャクロンマルチ。色はつや消しブラックにしてみました。

ボデーペンとミッチャクロンマルチ。色はつや消しブラックにしてみました。

厳密には、プライマーが乾いた後にサーフェサーを吹く必要があるんですが、塗装屋さんレベルの仕上がりを求めてないので今回はこの2つで簡易塗装です。

画像: マスキングは超適当。

マスキングは超適当。

ささっと下塗り1回め。
このあと1時間くらいで、塗り漏れてる箇所が無いようにもう一度塗ります。

塗装の乾きを待ってる間にペダルの組み立てを進めましょう。

バラしたペダルは、あらかじめクリーナーなどで汚れを洗浄しておきます。

画像: ちょっと塗装が剥げてるけれど気にしない。

ちょっと塗装が剥げてるけれど気にしない。

新品のペダル内配線ASSYを組み込んで行きます。

画像: 新品って気持ちいいですね! コンバージョンキットの場合は、配線済みなので組むだけです。

新品って気持ちいいですね! コンバージョンキットの場合は、配線済みなので組むだけです。

キットの中に配線図もあるので、そちらも確認しつつ、ワイヤーなども組み付けておきます。ワイヤーのプーリーにはこのタイミングでグリスアップしておくと良いハズ。

画像: 塗装の乾きを待ってる間にペダルの組み立てを進めましょう。

ワイヤーと配線が干渉しないようにだけ気をつけつつとりまわして、取り外したコントロールワイヤーも組み込めば、さくっと完成します。

本塗りスタート!

プライマーが乾いたら、黒を吹いていきますよ!

画像: マジで雑です。ホントはもっとキレイにやるべき。剥がれたらまたやります…。

マジで雑です。ホントはもっとキレイにやるべき。剥がれたらまたやります…。

画像: どうやら、冬場はカンをちょっとアツいと思うくらいに温めてから吹くと良いらしい。終ってから知りましたが。

どうやら、冬場はカンをちょっとアツいと思うくらいに温めてから吹くと良いらしい。終ってから知りましたが。

ちょっと離れたところから、吹いた塗料を軽く当てるようにしながら塗っていくとあまりタレない模様です。どうせ数回吹くので、一度に塗り過ぎないよう注意。

画像: 本塗りスタート!

あるていど全体に塗料をのせたら、一度めの塗装終わり。しばらく乾かしたあと、3度ほど重ね塗りをして、塗り残しのないようにします。

3度目の塗装が終わり、ニオイがある程度消えた所で室内に持ち込みます。
ナニをするかと言うと…

塗料の密着度を上げるために、ハロゲンヒーターで強制加熱!

画像: 仕上げは室内で。

仕上げは室内で。

いろいろ調べてみると、ウレタン塗装は気温の低い冬場は乾燥(硬化)しにくいようです。
ということで、家庭用のハロゲンヒーターで温めてあげると良いらしいので、ちょっと実践。

プラシーボでもいいの。

数時間加熱します。いずれにしても、その後時間をおいてきちんと乾けば塗装完了です。

この間にナニしていたのか? というと…。

画像: この写真だと、どう見ても終ってるなぁ。使うけど。

この写真だと、どう見ても終ってるなぁ。使うけど。

ちょっとだけアーマチュアがましになるように、コミュテーターを磨いてみたり…。

画像: 超便利。これが無ければショートカットなんてやってられません。

超便利。これが無ければショートカットなんてやってられません。

ショートカットの必需品、アダプターカラーを「エレキの修理屋さん」で購入したり。

画像: アウターチューブのエンドは内側がテーパー状に切削されています。

アウターチューブのエンドは内側がテーパー状に切削されています。

アウターチューブの下部って、写真のように内側がテーパー状に切削されていて、ここにベアリングカラーが入るようになっています。そのため、シャフトカット後に組むためには旋盤などでここを削る必要があったわけです。

それを回避してくれるのがこのアダプターカラーというヤツです。

このアダプターカラー、元々はるんるんさん(HN)という方が個人で作られていたモノです。

るんるんさん主宰のるんるん工房ってサイトがあったんですよ。
津久井湖攻略(まだある)とか相模湖攻略(もうない)っていうサイトに昔出入りしていたころ、るんるんさんとも何度かやりとりもさせて頂いたこともあったと思います。
野尻湖に行くようになったのも、そこの常連の1人(友人)が野尻湖攻略(きえたらしい)っていうサイトを作ったからですしね。
ツアーエディションシャフトカットの記事等も公開されてました。
その作業のためにご自身で制作していたのがこのパーツ。
今回の作業でもHPの記事を大いに参考とさせていただいたんですが、作業途中の1月31日にプロバイダーの都合で閉鎖、削除されてしまいまして大変残念です…。

現在はエレキの修理屋さんが、引き継いで販売されているようです。

ほかにも、必要な幾つかのパーツを入手したので、次回は全部組んで完成させますよ!

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画像: tsuri-plus.com
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