釣りプラスをご覧のみなさま、こんばんにちは。
今回は、あの人気インディーズトップウォーターブランド「痴虫」の工房に行ってきました(まぁ、行ってきたのは1月なんですけどね…理由あって更新が遅れてしまいました…)。各メディアやH-1グランプリでウイニングルアーになるなど、既に痴虫ルアーをご存知の方もいらっしゃると思いますが、ルアマガ本誌ではまだ詳しく触れたことがないので、まずは釣りプラスで「痴虫ってなによ、なんなのよ?」ってところを触れていきたいと思います。

痴虫ビルダー・松本光弘氏

画像: まつもと・みつひろ 人気インディーズトップウォーターブランド「痴虫」のビルダー。掛けた前歯がトレードマークだったが、現在は黒の差し歯を挿れている。自身の作ったルアーでトーナメントに意欲的に参戦し、そこで得た経験をルアーにフィードバック。「ルアーをおもちゃにしたくない」とは本人談。トップならではの遊び心とシビアなトーナメントでも釣り勝てる実用性兼ね備えたモノづくりをモットーにしている。東京藝術大学中退。

まつもと・みつひろ
人気インディーズトップウォーターブランド「痴虫」のビルダー。掛けた前歯がトレードマークだったが、現在は黒の差し歯を挿れている。自身の作ったルアーでトーナメントに意欲的に参戦し、そこで得た経験をルアーにフィードバック。「ルアーをおもちゃにしたくない」とは本人談。トップならではの遊び心とシビアなトーナメントでも釣り勝てる実用性兼ね備えたモノづくりをモットーにしている。東京藝術大学中退。

「海馬」が変えた、痴虫創世記…

松本「Since2004なんで、13年くらいトップウォータールアーを作ってきました。最初の頃はまだまだわかってなかった部分もあるんでのどかに作ってたんですが、第三作目の「海馬」が痴虫を大きく変えてくれた」。

画像: 痴虫の代表作、海馬。

痴虫の代表作、海馬。

松本「狙ってヒットした作品はでこの海馬だけ。もちろんどのルアーもこだわって、狙ってはいますけど、ギャグと一緒でなかなか当たりませんね(笑)。沼海馬やイジリーも人気ですけど、あれは偶然やタイミングが良かった部分もある。

海馬だけはプロトの段階からあまりにも下品な釣れ方するんで、実は最初は商品にしなかったんですよ。だって自分自身もトップウォーターマニアだったから、乱獲できちゃうトップルアーってどうなのかなって思ってお蔵入りにしてたんです。

で、痴虫を始めて何年か経って、そろそろ代表作が欲しいなって思ったときに再びパンドラの箱を開けてみたらやっぱり釣れた。それでいざ製品にしてみたら、最初はホントに評判良くなかったんです(笑)。

『使い方がわからん』って。でも、使ってる人はバンバン釣ってるからそれが広まってここまできたって感じです」。

「釣りが上手くなりたい!」 痴虫第二期

松本「海馬がそこそこ人気になった頃、柏のOPAさんからDVDを出してみないかと声をかけてもらって、やってみたら全然釣れなくて・・・。結局、結果が出ないままDVDが出るという事態になり、こんなに釣りが下手だったんだと思い知らされましたね。

そこから反省して、痴虫的には第二期に入るんです。第二期のテーマは『釣りが上手くなりたい』。そこで始めたのがトーナメント。

僕はトップの人間だから最初はハンドコンで座ったまま釣りしてたんだけど、いろんな人に『フットコンのがいいんじゃない?』ってアドバイスを受けて、それを素直に受け入れた。だから、釣りのスタイルもそもそも変わってったんですよね。ロッドも最初は短かったけど、どんどんみんなが普通に使っているような長さのモノを使うようになったし、トップの人間から離れていったんです。僕はこれを『脱藩』って言ってるんですけどね(笑)。

トップだけでトーナメントを戦って得たものは?

松本「でも、戦うトッパーとしてどんどん自分の釣りが確立していったんです。で、何年目かにバチンとハマった。H-1グランプリで年間6位、鋼派では準優勝、牛久の大会でも準優勝。悔しいことに優勝だけしてないんですけど、トップだけで勝負して見えてきたものは多かったですね。トーナメントプレッシャーのなかでデカいのを釣るという難しさも身をもって感じたし、だからこそルアーに求めるものがはっきり見えてきた。

やっぱりルアーは魚を釣るための道具だから、おもちゃにはしたくない。トップのルアーって動きがよかったり、これで釣れたら楽しいなっていうロマンを求める部分が強い。

もちろん、それも面白さのひとつなんだけど、「痴虫」のルアーに関しては釣れることが最優先。そこに色だったりっていう見た目の面白さを盛り込んでいく。だから、僕は戦い続けなければいけないんです。それは魚だけじゃなくて、いろんな欲望とかも含めて・・・(笑)。

とにかく、今になって思うのは脱藩して江戸に来てよかった。村にいたら知らないことが多かったと思うんで(笑)」。

画像: 釣りのDVDを死ぬほど見ているという松本さん。これはほんの一部。トーナメントや陸王など戦いモノが多い。

釣りのDVDを死ぬほど見ているという松本さん。これはほんの一部。トーナメントや陸王など戦いモノが多い。

勝つためのトップが生み出される、痴虫工房。

①玄関

画像: ①玄関

玄関には釣具屋、スニーカー、仕事道具など様々なものが散らばっている。突き当りを左に曲がると・・・。

②木工室

画像1: ②木工室
画像2: ②木工室
画像3: ②木工室

サンプルの木材をここで削り、穴をあけてベースを作ったあと下地を浸けて寝かせる。

③塗装場

画像: ③塗装場

様々な塗料がずらりと並ぶ塗装場。ここで、ルアーに色を塗っていく。

画像: 細かく書かれた塗装のレシピ。複雑な配色だけに、工程も細かい。

細かく書かれた塗装のレシピ。複雑な配色だけに、工程も細かい。

画像: 長年の試し吹きにより蓄積された謎の物体。ピントがあっていない(福重撮影)手前が剥がれ落ちた前作。後ろに見える黒い物体が、今期成長中。芸術的といえば、芸術的かも。

長年の試し吹きにより蓄積された謎の物体。ピントがあっていない(福重撮影)手前が剥がれ落ちた前作。後ろに見える黒い物体が、今期成長中。芸術的といえば、芸術的かも。

④リグ組場

画像: ④リグ組場

塗装が終わったルアーにヒートンやペラ、フックを取り付ける。

画像: 松本さんの手作業でリグは組まれる。それよりルアーの土台に書いてある「練習すればやっぱりどっかで釣れても釣れなくても返ってくるということですね。(青木大介 2014B.A,C)」が気になる。

松本さんの手作業でリグは組まれる。それよりルアーの土台に書いてある「練習すればやっぱりどっかで釣れても釣れなくても返ってくるということですね。(青木大介 2014B.A,C)」が気になる。

⑤プール

画像: ⑤プール

塗装場の裏にある自称「プール」

スイムチェックをここで行う。これだけ狭い距離でしっかり動くということは、現場でのアクションレスポンスに繋がる。

ここだけでは語り切れぬ存在。それが痴虫。

まぁ、前職から松本さんと付き合いがあるのでそれなりに気の知れた仲なのですが、はっきり言ってここだけでは書ききれませんww

それだけ、ネタのある人物っていうことで、今後も釣りプラスやルアマガ本誌でも取り上げさせて欲しいな~と。この場を借りて編集長にアピールしておきますw

おまけ 痴虫こだわりの蛍光カラー

画像: 痴虫・こだわりの蛍光カラー youtu.be

痴虫・こだわりの蛍光カラー

youtu.be

これ見て欲しくなる人絶対いるはずw

そんな痴虫をルアマガ誌面や釣りPLUSで見たいと思うみなさま、イイネ!よろしくお願いしますねw

<痴虫・松本光弘SNSアカウント>

Facebook:https://www.facebook.com/mitsuhiro.matsumoto.3766
Twitter:痴虫 松本@kagochang


[釣りPLUS]>> HOME


This article is a sponsored article by
''.