松本幸雄のナマズタックル愛用ラインはアバニキャスティングPE SMP

3月3日の発売以来、おかげ様で大好評のルアーマガジン特別編集・ナマズ王ムック。

取材期間約1年…全112ページの特濃本なのですが、実は取材からして特濃すぎて、鯰王ムック本誌でだけではご紹介しきれなった、ノウハウネタがまだまだあるのです。今回はそんなネタのひとつをご紹介させて頂きます。

画像: まつもと さちお。ロデオクラフトプロスタッフ。繊細さの極みであるエリアトラウトの世界でトップを疾走し続けるプロアングラー。トラウトに限らず、ソルト、バス、ライギョ、ナマズとルアーで狙えるターゲットをこよなく愛し、全ての魚種に対して高次元のゲームを構築する天才アングラー。

まつもと さちお。ロデオクラフトプロスタッフ。繊細さの極みであるエリアトラウトの世界でトップを疾走し続けるプロアングラー。トラウトに限らず、ソルト、バス、ライギョ、ナマズとルアーで狙えるターゲットをこよなく愛し、全ての魚種に対して高次元のゲームを構築する天才アングラー。

松本幸雄さんがナマズゲームのときに、一度もブレることなく一貫して愛用し続けているラインがある。

それは、「バリバス アバニキャスティングPE SMP/スーパーマックスパワー」(モーリス)。厳密にいうと、マグロやヒラマサ用のソルト用ラインなのだが、松本さんがナマズで使い続けている理由は、単純な強度面だけではない。

松本幸雄さんがナマズゲームで愛用しているラインは、バリバス アバニキャスティングPE SMP/スーパーマックスパワー(モーリス)。太さは3号、4号、5号を状況に応じて使い分けている。

カバーに対して超タイトに攻める松本スタイルでは、ラインも非常に重要!

ナマズに限らず、松本さんの釣りは、極度に精度の高いキャストで組み立てられていることが多い。特にナマズゲームとなると、その傾向は顕著になる。

例えば、カバーから15センチの距離を開けてしまうとナマズが反応しなくなる。それは、真夏のデイゲームにおいては日常的な現象といえる。

そんなときの松本さんの基本的な考え方は、仮にカバーから5センチの距離を開けて着水させたら、効果的に誘える距離は残り10センチしか残っていないことになる。10センチという距離をルアーアクションで考えると約2回。チョンチョンと2アクションを入れたら10センチに達してしまう。

松本「だからカバーのキワキワ0センチを目指します(笑)。そうしたら、有効距離が15センチ稼げるので、3アクションを入れられます。このワンアクションの違いは大きいですよね(笑)」。

実際、松本さんがカバーに対してタイトに攻めるときには、ルアーのテールフックが、かすかにカバーに触れていることが多い。つまりカバーとルアーの距離は0センチ。

そのとき、やわらかプップ(ロデオクラフト)などの中空ノイジールアーを使用していたら、着水と同時にスイッチを入れることが可能(詳細は鯰王ムックP36-39参照)。

松本「着水と同時にスイッチを入れて、有効距離である15センチで誘って喰わせることができます。だから、タイトなキャストはマストなんです」。

そのタイトなキャストと、松本さんの愛用ラインは密接に関係している。

原糸とコーティングが違うSMP

松本「自分が愛用しているSMPは原糸とコーティングが特殊です。簡単に言うと表面がツルツルというか…、スベスベというか…、要するに滑りがいいんです」。

この独特のツルツル感が、カバーに対して超タイトに撃ち込んだときに、ラインがカバーに触れていても、抜群の抜け感を維持してくれる。

画像: SMPは原糸とコーティングがひと味違う。圧倒的な強度のみならず、独特の表面コーティングによる滑らかさとスベスベ感が特徴。

SMPは原糸とコーティングがひと味違う。圧倒的な強度のみならず、独特の表面コーティングによる滑らかさとスベスベ感が特徴。

また、ラインを意図的にカバーやアシに引っ掛けて、ルアーのテールのみを、チョンチョンと水面に付けるチョウチン釣りのときにも、滑りの良さに助けられる。

極限までタイトに攻めると、どんなに高精度のキャストを決めても、ラインはカバーに触れている。そのときにラインがキレイに抜けてくれないと、その後のルアー操作において、一瞬のタイミング誤差がでたり…、ときにはライン摩擦によって余計な場所のカバーがわずかに揺れてしまったり…、などという状況にも成りかねない。

また、どんなにSMPの抜けが良くても、ロッドが軟らかすぎると、レスポンス的な見地から、ライン抜けの良さが反映されないことになる。

つまり、松本さんはSMPと硬めのロッドを組み合わせることよって、カバーに対してタイトに攻めることを可能にしている。

画像: ハードなカバーゲームでは、使用している間にSMPのスベスベな表面コーティングもケバ立ってくる。そのため、松本さんは先端部分をマメにチェックして、ケバ立ちを感じたらカットしながら使用。

ハードなカバーゲームでは、使用している間にSMPのスベスベな表面コーティングもケバ立ってくる。そのため、松本さんは先端部分をマメにチェックして、ケバ立ちを感じたらカットしながら使用。

ラインの太さ理論とリーダー理論

3号、4号、5号。この3タイプのラインが松本さんのナマズゲームのレギュラー。

松本「SMPだと3号でも約50ポンドの強さがあります。強いですよね(笑)。個人的には、ナマズタックルが1本しかない方には4号がオススメです。2本ある方は3号と5号。そして、3本持っている方は3号、4号、5号の3セット。これで完璧です(笑)」。

松本さんの中での3タイプのラインの使い分けは、3号は小河川、および、大河川の遠投用。4号がカバーも撃てて精度も高い標準用。5号がヘビーカバーを狙うフロッグ専用。

3号、4号の場合は60ポンドのナイロンリーダーを接続する。メインラインとリーダーの結束はFGノット。

リーダーはバリバス ショックリーダー/ナイロン(モーリス)を使用。

リーダーを接続する理由は2つ。ひとつはナマズを抜き上げるときに、直接ラインをつかむことが多いので、手を守る役割。もうひとつが激しいルアーアクションを必要とするときの絡み防止。リーダーの長さは短くてもOKだが、抜き上げのときに手でつかめる長さが条件となる。

5号の場合は基本的に直結だが、Wライン(ビミニツイスト)の編み込みを行う。

松本的スナップ理論

最後にラインとルアーの接続だが、松本さんが愛用しているスナップはファイターズスナップ(ヤマリア)。

スナップはファイターズスナップ(ヤマリア)を愛用。

松本「スナップで一番強いのがクロスロックスシテムですよね。ですけど、強い分、少しだけ開きにくかったり、接続しにくいです。ファイターズスナップは限りなくクロスロックに近い強度ですが、接続もストレスなく行えるので、個人的に大好きです。

ラインが3号のときにはスナップは#1。ラインが4号のときには#2。5号のときにはスナップは使わずに直結です。以上が自分のナマズゲームにおけるライン回りの考えです。ナマズシーズンは目前です。皆様も楽しいナマズ釣りを満喫して下さいませ」

画像: こまめなラインチェックの他に、松本さんは頻繁にフックチェックも行う。

こまめなラインチェックの他に、松本さんは頻繁にフックチェックも行う。

<関連動画>

画像: ルアーマガジン鯰王(ナマズ王)DVDリリースプロジェクト【2017年春発売!】 www.youtube.com

ルアーマガジン鯰王(ナマズ王)DVDリリースプロジェクト【2017年春発売!】

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