毎日多くの釣り情報に接する立場でありながら実はバス釣り未経験という[釣りプラス]スタッフKが、このたび編集部のはからいで念願のバス釣りを体験することに。ルアマガ本誌取材の合間を縫った2時間限定一本勝負。果たして釣りの神様は微笑んでくれるのだろうか?

バス釣り初体験の舞台は野尻湖。コンディションも良好

今回の舞台・長野県野尻湖は、バスアングラーにとって"スモールマウスバスの聖地"として名高い湖。5月下旬某日、雨との天気予報を覆し、風もなく穏やかなコンディションの下、私のバス釣り初体験が幕を開けました。

奥義を授けてくれる導師(グル)は、我等編集局が誇る釣り賢者・ネコ人間と、釣りプラの守護神・アベ編集長。風神雷神!?のごとき両氏の手ほどきにより、いざ出陣です!

バスボート初乗船で驚きの加速体験!

バス釣りの前に、これもまた初めてになるのがバスボートへの乗船。ネコ船長所有のマイボートに乗せてもらえるとは何たる役得でしょう! 出発前からイッキにテンションMAXへw

画像: ばばーんとバスボートのご登場! いやもう乗り物好きのオッサンにはタマランですよ。真紅のカーペットが野尻の緑に映えること。でもコレ、だいぶお高いんでしょ?「あー、コレは中古だからそーでもないっすよ」と涼しい顔のネコ船長。湖上ではいちいちキマってんなーw

ばばーんとバスボートのご登場! いやもう乗り物好きのオッサンにはタマランですよ。真紅のカーペットが野尻の緑に映えること。でもコレ、だいぶお高いんでしょ?「あー、コレは中古だからそーでもないっすよ」と涼しい顔のネコ船長。湖上ではいちいちキマってんなーw

「サングラスと帽子、注意してくださいねー。横向いただけで吹っ飛ぶこともありますから」
「じゃあ行きますよ。ちゃんと掴まっててくださいね〜」からの。。。

はいっ、フルスロットルキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

水をかき分けて進むんじゃなくって、水面から浮き上がるように滑り走る感じ。水面と目線がほぼ一緒なので、体感速度がハンパない! クルマやバイクとは全く異なる加速Gの感覚に驚きました。

こんなん乗って遊ぶなんて、なんつー素敵な道楽なのさっ!!

画像: iPhoneを吹き飛ばされる恐怖と戦いながら撮影。凄まじい風切音により、初乗りオッサンの悲鳴はかき消されておりますw youtu.be

iPhoneを吹き飛ばされる恐怖と戦いながら撮影。凄まじい風切音により、初乗りオッサンの悲鳴はかき消されておりますw

youtu.be

まずは"ピュッ"と放つキャスティングの練習から

しばし水上滑走を堪能した後、ボートは減速停止。ネコ船長による野尻バス生態レクチャーに続き、アベ編集長のテクニカルセッションに入ります。まずはキャスティングから。

最初に驚いたのは「バス釣りのタックルってこんなに軽いの!?」 。

ロッドは細く、リールもコンパクト。ライン(釣り糸)も細くふわふわで、その先にぶら下がるワームルアーにも重みらしい重みが感じられません。こんなに軽いもん、どうやって遠くへ投げれるんだろうか??

ちなみに今回使用したタックルは、導師のおまかせ・野尻湖スペシャルセット。何から何まで殿様釣行でホントすみません…。

「キャスティングでいちばんやっていけないのは、大きく振りかぶること。腕の可動域は9時から13時の間で、ロッドのしなりを利かせてラインを前に送り出すイメージ。うまくいくと竿先が"ピュッ"て言いますよ」

…と言うは易し、コレがなかなかに難しい。テイクバックが大きくなるとロッドのしなりが失われ、残念なぐらい手前に着水。リールから指を離すタイミングがちょっとズレてもアウト。しばらくの間、試行錯誤が続きます。

ルアーが水中でリズミカルに動く姿をイメージ…って!?

どうにか前に投げられるようになったところで、次は投げた後の水中ルアーの動かし方。

「ロッドを細かくリズミカルに動かして、ラインを張って緩めて、をひたすら繰り返します。水中でルアーが動く姿を想像するといいですよ」

あのミミズのグミみたいのが水中で一体どんなリズミカルな動きをするのか、想像が追い付かないw また重さの感覚がかなり微妙で、神経を一点に集中させないとそれを感じ取ることができず…。

キャスティングといいルアーの動かし方といい、求められる動きの繊細さに、"ワイルドなバス釣り"というイメージは完全に覆されました。

残り1時間弱。果たしてバスは釣れるのか?

ズブの素人に、野尻湖のスモールマウスバスは微笑んでくれるのか?

さて、制限時間が1時間を切り、なんとも技術がおぼつかないまま実戦へとなだれ込みます。

導師の指示に従い、ポイントめがけて何度か投げてはみるものの、ルアーの動かし方がぎこちないせいもあってか、アタりそうな気配すらありません。

うーむ…。やっぱりズブの素人がいきなり釣果を期待するほどバス釣りは甘かぁないわな、今回はここまで体験できただけでも十分良しとすべきだよ、とあきらめモードが発動しそうになったその時、導師から一喝!

「竿の動きが全然足りてないっすよ。今の倍のリズムで動かしてくださいっ!」

(倍の動きってそんなリズミカルな水中ミミズおるんかいなw) ハイッ、倍速運動させていただきます!

残り時間10分、奇跡は舞い降りた!

そんなこんなで残りもあと10分ほど。時間切れを目前に船上はなんとも微妙な雰囲気に包まれます。それを払拭するかのようにネコ船長曰く、「ちょっと船の向き変えてみますから、いったん(ラインを)回収してもらえますか〜」

ハイハイ回収ですねわかりました、とリールをぐりぐり巻き始めたところ…、

「あ♡ なんかおもたい…。もしかして、くってる…かも」

ってそんな…。バスのバイトシーンと言えばキムケンさんとか奥田さんみたいにガンガンなイメージだったのに、初めてのバスが「アワセ」じゃなくて「なんかアッちゃった」だなんて…。

ともあれ、アワセようがアッちゃおうがバイトしたこと自体に違いはありません。

「魚が引っ張っている間は糸を出して、引っ張りが止まったら巻き上げて!」

気を取り直して、水中から釣り上げるまでの間、しばしバスの動きと重さに戯れる至福のひとときを過ごしました。

画像: こんなふうに跳ねてたらしいが、本人的にはいっぱいいっぱいで記憶にあらず。

こんなふうに跳ねてたらしいが、本人的にはいっぱいいっぱいで記憶にあらず。

そして、晴れてご対面!

初めて釣り上げたお相手は体長40cm超えで、手で掴めば重さもずっしりのグラマラスボディ。ネコ船長曰く産卵直後のメスとのことで、比較的珍しいんだそう。"釣った"というより"釣らせてもらった"ようなものですが、それでも釣果は釣果。釣りの神様ありがとうございますm(_ _)m

こうして私のバス釣り初体験は無事に成功を収めることと相成りました!!

せっかくなので釣れた喜びを記録に残してみる

1. ルアマガ本誌みたいな写真を撮ってみた

まず、右手でクチをしっかり掴んで、左手を尾側に添えて水平に持ち上げ、そのままアタマ側をフィーチャーしてシューティング。どうです気分はプロアングラー!

画像: バス系雑誌の定番カットをやってみた画。まるで自分ひとりの力で釣り上げたかのようなドヤ顔御免。

バス系雑誌の定番カットをやってみた画。まるで自分ひとりの力で釣り上げたかのようなドヤ顔御免。

2. 編集者達の真似をして、釣果記録アプリに上げてみた

続いて、釣り編集者達が最近注目している釣果記録アプリ「ANGLERS」に初釣果をアップ。写真と場所以外まるっと空欄(なんて入れればいいかわからん)ですが、それでもなんだか自分がめっちゃ釣り上手いヒトみたいな気持ちに!

画像: 写真・場所はもちろん、その時に使ったタックルから何から釣行記録をバッチリ残したり、グループを作って釣果情報を共有できたりする釣りアプリ。こんなアプリを使いこなせるヒトに、なれるもんならなってみたい。

写真・場所はもちろん、その時に使ったタックルから何から釣行記録をバッチリ残したり、グループを作って釣果情報を共有できたりする釣りアプリ。こんなアプリを使いこなせるヒトに、なれるもんならなってみたい。

何事も"成功体験"こそ上達への近道なり!

バス釣り初体験を無事に済ませた今、私があらためて思うに、ビギナーズラックであろうが何だろうが、できるだけ早い段階で「釣れた!」という"成功体験"を得るのが、上達への一番の近道ではないかと。

その意味で言えば、バス釣り初心者にとっては、この野尻湖をはじめ各地に展開するガイドサービスを利用して、ガイドさんに直接教えを請うのがベターかもしれません。

野尻湖であれば、たとえばこちらのサービスとか↓

もちろんそれなりにお値段が張るので、なかなか手軽にというわけにはいかないでしょうが、上手くなる(=もっと好きになる)までの時間と手間をショートカットするという点では一考に値するかと思った次第です。

…ということで、私のバス釣り初体験談はここまで。「バス釣りしてみたいけどどうなのよ?」と思うビギナーの方々の背中を多少なりとも押すことができれば嬉しいかぎりです。

最後に、晴れてオトナの仲間入りをするにあたり、手ほどきしてくれた仲間の導師に感謝しつつ。
それでは皆さん、GOOD FISHING & GOOD LIFE!

追記:今回の釣行取材はキャンプとセット! 詳細はルアマガ8月号にて!

今回の釣行取材のもうひとつのテーマは「キャンプ」。釣りもするけどキャンプもするぞ、という欲張りなライフスタイル提案を検討すべく、野尻湖から車で数分の「長野県信濃町 やすらぎの森オートキャンプ場」に協力を仰ぎました。

美しく雄大な信濃の山々を背景に、最高のキャンプ体験により汚れきったオッサン全員の心は清々しく浄化。あまりの心地良さに、釣り業界の重鎮・Y沢Tッペイ氏が一糸纏わぬ姿で大自然と向かい合う!?衝撃の展開も!

野尻湖での釣行取材と合わせ、その一部始終はルアーマガジン2017年8月号(6/26発売)の人気長寿企画「ドラマチックハンター」に掲載しますので、ぜひともご覧あれ!

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