ルアーマガジンの人気ハウツー企画が、季節に応じたルアーの扱いを掘り下げる隔月連載「ルアーのトリセツ」。2017年11月号では、秋にピッタリな巻き物ルアー「スピナーベイト」をテーマに、ダウザー俺達。こと秦拓馬さんが解説。その内容から、特別に本誌では掘り下げられなかった「アシストフック」の話をこっそりと公開!!

スピナーベイトにアシストフックはつけますか?

スピナーベイトを使う時。皆さんはアシストフック(トレーラーフック)を使っていますか?

  • もちろん使う!
  • 状況に応じて使う!
  • 使わない!
  • スピナーベイトなんて投げないし!
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  • 使わない!
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  • スピナーベイトなんて投げないし!
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状況に応じて使うと答えた人は恐らく、根がかりの危険性次第で選択しているのだろう。使わない人は、そもそもメリットを感じていないのかもしれない。普段から使っている人も、アシストフックの力を十分に発揮できていないかもしれない。

本誌企画「ルアーのトリセツ」で、スピナーベイトに関するハウツーを教えてくれた秦拓馬さんは、100パーセント付けるのだとか。

果たしてなぜ、秦さんはアシストフックを付けるのだろうか?

理由を明かすその前に! 秦さんが使っているアイテムを紹介!!

秦さんが使っているアシストフック。それは自身がプロデュースし、ザップからリリースされている

ティンセルフック

画像: ●サイズ:#2,#1,#1/0●入り数:3本●価格:550円(税抜き)

●サイズ:#2,#1,#1/0●入り数:3本●価格:550円(税抜き)

抜群の刺さりを誇るシングルフック。そこにティンセル素材(キラキラした細い糸状のもの)が組み合わさった個性的なアシストフックだ。

その見た目の通り、アピール力がアップするのではないか? という事には気が付くはず。確かに秦さんも、見た目的な意味合いでもティンセルフックを選ぶという。と言っても、それは派手にしたいからでは無く、もっと別の意味があるのだが・・・こちらはルアーマガジン本誌でも紹介しているのでそちらを参考にしてほしい。

しかし、ただのアシストフックには無い、この「ティンセルフック」だからこその利便性があるというのだ

ティンセルがもたらす効果

画像: ティンセルがもたらす効果

このティンセルフック。
シャンク(ハリのまっすぐな部分)に、何本もの糸状の物が付いているのだが、アピール力以外、裸のフックとはどう違うのか?

例えばこんな場面を想像してみてほしい。

ティンセルフックと、同じ大きさのシングルフックを同時に水面に落とすのだ。

するとどうなるか。

普通のフックは当然、何の抵抗もなく沈んでいく。しかしティンセルフックは沈下速度が若干遅くなり、アイ側を下にした姿勢で落ちて行くはずだ。

これはティンセルがパラシュートの役割を果たしているからこその現象。つまりティンセルフックには、水の抵抗をよく受けるという特徴があるのだ。

バスには掛かるが根がからない!? 魔法のアシストフック!

ここらがスピナーベイトのトレーラーフックの核心部。水の抵抗を良く受けるティンセルフックには、どんな利点があるのか。

1.アシストフックの位置が適正化されるので根がかりしにくい

先ほど紹介した実験を思い出してほしい。
ティンセルフックが水の抵抗を受けると、フックの姿勢が安定した。これはスピナーベイトのアシストフックとして使っていても同様の事が起こる。

画像1: バスには掛かるが根がからない!? 魔法のアシストフック!

つまりスピナーベイトをリーリングしている限りはティンセルが水の抵抗を受けるので、アシストフックは常にヘッド後方をキープしてくれるのだ。

これならば、アシストフックは常にアッパーアームの下側に位置する事になる(左右にずれたままにならない)ので、根がかり率が低下するのだ。

2.バスに吸い込まれる事で、フッキング率アップ!!

水の抵抗を受けやすいということは、つまり、バスにも吸い込まれやすい。

ティンセルフックなら、様々な方向からバイトしてきたバスに対して柔軟に吸い込まれ、フックアップをアシストしてくれるのだ。

画像2: バスには掛かるが根がからない!? 魔法のアシストフック!

つまりティンセルフックは

「バスには掛かるが、根がからない魔法のアシストフック」

なのだ。

魔法のアシストフックを活かすセッティング方法

ここまで読めば、秦さんがなぜティンセルフックを愛用しているのかがお分かりいただけたかと思う。最後に、この魔法のアシストフックを活かすためのキモ。セッティング方法を紹介。

ポイントは、アシストフックが上下移動しないが、左右には自由に動く状態。

画像: 秦さんは浮き止めゴムでティンセルフックを挟み込むようにセット。このとき、ゴムはフックを固定していない。

秦さんは浮き止めゴムでティンセルフックを挟み込むようにセット。このとき、ゴムはフックを固定していない。

これがもし完全に固定されてしまうと、着水の影響でアシストフックがアッパーアームでガードしてくれる範囲から外に出てしまったり、バスのバイトに対して吸い込まれにくくなってしまう。

逆にあまりにも自由に動きすぎると、必要以上にフックが動き回ってスナッグレス性が低下してしまう。

だからこそ秦さんは、この適度に固定され、適度に動くセッティングで使用しているのだ。

アシストフック、何でつけないの?

というわけで、秦さんのアシストフック理論はいかがだったろうか? なんかもう、使わない理由が無い気がしてこないだろうか!?

最後は、このセッティングがいかに優れているのかを端的に表してくれた、秦さんの一言で締めたいと思う。

画像: 「ストラクチャーはルアーを吸いこまないですからね!」

「ストラクチャーはルアーを吸いこまないですからね!」


スピナーベイトの基本はルアーマガジン本誌「ルアーのトリセツ」をチェック!

今回は、スピナーベイトベイトのティンセルフックについてご紹介したが、ルアーマガジン本誌の「ルアーのトリセツ」では、秦さんがスピナーベイトの基礎からじっくりと解説してくれている。初心者、ビギナーからキャリアのあるアングラーにも目からウロコの内容となっているので、ぜひチェックして欲しい!

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