バス釣りの達人が、自らのルアーセレクトを余さず公開する「俺のルアーセレクト」。第2回は「野池のバス釣り」で夏から秋にかけて本当に使える4つの精鋭ルアーを、JBTOP50トーナメントでも活躍するミハラマンこと三原直之氏に明かしてもらった。

野池で釣れるルアーは!? ミハラマン編

ルアーマガジンモバイルでの淡路島取材をもとに、野池バスの攻略を2人の達人アングラーに根掘り葉掘り聞いてきた!! もちろん、そのノウハウは淡路島以外の全国の野池でも活かせること間違いなしだ!

今回、夏〜秋の野池バスを攻略するにあたって話を伺ったのはこのお二人。リューギの"オニちゃん"こと山本訓弘さんと、その解説&アシストに徹してくれたイマカツの"ミハラマン"こと三原直之さんだ。

画像: 野池で釣れるルアーは!? ミハラマン編

前回はオニちゃんが3選の野池攻略ルアーを語ってくれ・・・

第2回目を担当するはミハラマン!!

みはら・なおゆき 
サイトフィッシングを主軸としつつ、フィネスな釣りからストロングな釣りでも華麗に魅せるイマカツのオールラウンダー。適材適所で技の引き出しが多く、その魅せ方はまさに“フィールドの魔術師”。2014年のJBII東条湖第二戦でプロ初優勝を遂げ、その後は目標としていたTOP50シリーズへと昇格を決めた。関西圏のリザーバーから都市型河川にまで精通している。オニちゃんとは今でも交流を続ける釣り仲間だ。

ミハラマン【夏〜秋】野池攻略ルアー4選
①バズベイト

ジンクス改3/8オンス(イマカツ)

画像: ジンクス改3/8オンス(イマカツ)

ミハラマン「まずはバズベイト。よく、"ローライトのときに投げる"といった話が先行しがちになるんですが、それよりも大事なのは"バズベイトの仕事ができる場所に投げてあげる"ことが大切。引っかかりにくいので、例えばアシ周りやヒシモなどベジテーション付近を引きやすい。そして、1メートル以内のシャローエリアで使うのがオススメです。さらに、野池の状態で言えば、秋が深まるにつれどんどん水質が悪くなっていくと思いますが、この水質が悪いときに金属系トップルアーというのは爆発させる力を持っています。

そして、みなさんバズベイトは"スピナーベイトやバイブレーションのトップ版"という意識で投げる方が多いかと思いますが、僕はシャッドテールテキサスリグのスイミングをイメージしています。

画像: なので、トレーラーをつけてピッチングしたりオーバーハングなどのカバー奥に入れたりという使い方もよくします。

なので、トレーラーをつけてピッチングしたりオーバーハングなどのカバー奥に入れたりという使い方もよくします。

3/8オンスを選んだ理由は、キャストアキュラシーとルアーの立ち上がりの早さ。1/2オンスだと着水からの立ち上がりが遅く鋭いキャストができないので、3/8オンスをメインで使用しています。
ちなみに、『ジンクス』はスピナーベイトなんで、この写真のバズベイトは完全自作の改造モデルです(笑)。これがまたちょうど良い動きをするんですね。そして、スカートをあえて既存のスレッドではなくゴムチューブで止めることで、ラバーをばらけやすくさせ、1本1本をフレアさせて波動を強くしています。

また、これはリューギのスナッグレストレーラーTCをつけています。通し刺しにすることで、小バスのアタックを弾いてくれ、デカい個体のみを狙うスタイルです」

ミハラマン【夏〜秋】野池攻略ルアー4選
②ビッグベイト

ギルロイドJr.ブーツテール(イマカツ)

画像: ギルロイドJr.ブーツテール(イマカツ)

ミハラマン「僕は、基本バイブレーションとかスピナーベイトといった巻き物を投げません。なので、その位置付けとしてこのルアーを投げています。サーチベイトというか・・・。イメージとしては、ジャークベイトとか、ミノーのような感じですね。

理由は、野池ならどこでも食うという訳ではない。食ってくるのは、そこにブレイクが絡んでいたりなにかしら変化がある。ということは、食ってくるスポットがわかれば別に数撃ちして巻く必要はなく、食う場所でちゃんとアクションさせて仕掛けられるルアーを投げた方が効率が良いですよね。

アクションは3回グリグリッと巻いて止める速巻きのストップ&ゴーで、止めているときに食わせるというのが基本のパターンです。クランクベイトとかバイブレーションではないので、"食わせの間"は必要です。

画像: 板オモリチューンで、頭下がりにゆっくりと沈んでいく。フックはどちらもリューギのピアストレブルだが、フロントがリアに比べて大きいサイズを使用。

板オモリチューンで、頭下がりにゆっくりと沈んでいく。フックはどちらもリューギのピアストレブルだが、フロントがリアに比べて大きいサイズを使用。

頭の板オモリに加えてフロントフックのサイズも大きくすることによって、前屈みの姿勢にしたいんですね。ただ、本来であればギルロイドはリアに掛かる確率の方が高く、リアのフックが大きい方がターンが大きくなるのでリアのフックサイズを大きくするべきなんですがあえてそのバランス設定にしています。

なぜ頭下がりにするのか。それは、バスの活性が低く、チェイスするだけの個体が多いときとかに前屈みの姿勢だと、バスの興味の持ち方が断然違ってきます。前屈みの状態でフリーフォールさせると、バスは興味を持ちつつ横につきながら一緒に沈んでいく。そして、中層では食わなかった魚がついて行って、ついて行って、ギルロイドのアゴがボトムにタッチした瞬間にバイトチャンスが訪れるというわけです」

ミハラマン【夏〜秋】野池攻略ルアー4選
③羽根モノ

アベンタクローラー(イマカツ)

画像: アベンタクローラー(イマカツ)

ミハラマン「①のバズベイトもそうですが、ターンオーバー時とかアオコとか、水質が悪くなったときに使うもうひとつの金属系トップが羽根モノのアベンタクローラーです。位置付けとしてはバズベイトと一緒で、バズベイトが"早い版"としたらアベンタは"遅い版"です。

使い所は、水深があるところも良いですが、逆にめちゃくちゃシャローエリアや、インレットなどバスがベイトを追い込んでボイルするようなフィーディングエリアに投げるのも鉄板です。羽根モノは、基本そういった場所に投げてアピールし、バスのスイッチを入れて遠くから呼んであげるルアーでもありますね。

チューンですが、まずこれは羽根部を緩めに設定しています。羽根をがっちりつけると、水をがっちり掴んで、その分羽根が高く上がりやすくなり、クロールが大きくなります。そうすると1回の水押しは強くなるんですが、アクションのピッチが落ちてしまう。ゆるくすると逆で、水押しは弱いけどもピッチが速くなる。

そして、フロントのフックリングは2個付けのチューンを施し、フックはリューギのピアストレブルブルータル#1/0を使用。リングを2個連結させている理由は、バスがアベンタに食ってくるときは、ほぼフロントフックです。なので、フックの可動域を広げ、勢いに任せて食ってくる個体でもきちんと掛かるようにしています」

ミハラマン【夏〜秋】野池攻略ルアー4選
④ムシ系

三原虫40(イマカツ)

画像: 三原虫40(イマカツ)

ミハラマン「フォローベイトですね、『見えたら投げろ!!』的な。サイトでも何でもいいんですが、とりあえずこれがあれば釣れるでしょう。ボウズ逃れですね(笑)。

三原虫とは言いますが、イメージはエビです。ゆっくりと沈んでいきます。基本ノーシンカーですが、やりたい人はキャロでもダウンショットでもどうぞ。落として、ボトムに着いたらピピピピッとトゥイッチさせて・・・とか。基本フリーで落とすか、トゥイッチさせるかのアクションで食ってきます。あまり、アクションのこだわりはないですね(笑)。

バスが見えたら目線に合わせずとも岸側に落としてあげることが重要です。岸、ベイト、バスの位置関係にして追い込ませていると錯覚させることが秘訣です。フックは、リューギのフォグショットTC#6を使用しています」

画像: まずはサクッと1尾出して安心するのもヨシ。釣れないときの切り札として使うのもヨシ。野池ではお助けルアーとして機能する。

まずはサクッと1尾出して安心するのもヨシ。釣れないときの切り札として使うのもヨシ。野池ではお助けルアーとして機能する。

秋の野池バスを攻略せよ!

ミハラマン「僕は、基本この時期の野池はバズとアベンタ、あとはカバーに入れるテキサス系なんかがあればそれででラン&ガンしても良いと思うんですよね。参考になるかどうかはわかりませんが(笑)、ぜひこれから秋の野池も楽しんでみてください」

ーーさてさて、いかがだっただろうか。"クセモノ"、"奇才"なミハラマンの片鱗が少しでも伺えられたのではないだろうか。「目からウロコ!!」だった人はすぐにでも、野池に行きたくてウズウズしているハズ。もちろんこのルアーチョイスとテクニックは、全国の野池でも使えるので、ぜひとも試して欲しい。

紹介したタックルのお求めは…

ジンクス[イマカツ]

ギルロイドJr.[イマカツ]

アベンタクローラー[イマカツ]

三原虫[イマカツ]

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