群馬県の両毛漁業協同組合が母体の市民団体、W.F.F.A.(渡良瀬川水系魚ふれあい振興会、会長:中島淳志両毛漁協代表理事組合長)が主催するW.F.F.A第10回フィッシングカルチャースクールFureaiワークショップが、9月3日(日)に群馬県桐生市の梅田湖で開催されました。

群馬県桐生市にある梅田湖で「浮き漁礁」作りに参加

このイベントは、梅田湖のフィールドのことや魚についてより深く知り、そして関わることができるもの。今回はゴミ拾いと勉強会、そして魚の隠れ家(浮き漁礁)作りを実施するということで、その活動を伝えるために参加しました。

画像: 群馬県桐生市の北部に位置する梅田湖。トラウトやバスの他、冬季はワカサギ釣りでも賑わうフィールドです。

群馬県桐生市の北部に位置する梅田湖。トラウトやバスの他、冬季はワカサギ釣りでも賑わうフィールドです。

釣り場清掃と勉強会からスタート

集合場所である梅田湖ボート乗り場には、渡良瀬川水系のフィールドに通うアングラーから、環境について興味を持つ方まで総勢28名が集合。

まずはボート乗り場周辺のゴミ拾いを実施。その後、梅田湖に棲む魚について、質問形式のレクチャーがおこなわれました。そして魚の隠れ家作りに必要な資材を積み込んで、設置場所であるダムサイト近くまで船で運びました。

画像: 湖岸は比較的きれいだったのですが、駐車場周辺をチェックするとゴミが散見されました。その後は梅田湖の魚たちについて勉強しました。

湖岸は比較的きれいだったのですが、駐車場周辺をチェックするとゴミが散見されました。その後は梅田湖の魚たちについて勉強しました。

魚の隠れ家(浮き魚礁)を設置

魚の隠れ家を設置するのは、普段は進入禁止となっているダムサイトの近く。今回の漁礁設置については、ダムの管理者に許可が取られています。

画像: まずは中島会長から浮き漁礁の構造についてレクチャー。

まずは中島会長から浮き漁礁の構造についてレクチャー。

浮き漁礁は、ブイの付いているスチールで組んだフレームに、竹と笹を入れて固定する形状。切られた竹の節を抜き、魚が入れるようにします。それをロープで束ねてフレームに入れ、隙間を笹で埋めて完成しました。これを3つ作成しました。

画像: 浮き漁礁は竹と笹が主な材料。竹の中に魚が入れるようになっています。

浮き漁礁は竹と笹が主な材料。竹の中に魚が入れるようになっています。

浮き漁礁を水中に浮遊させて作業完了

完成した浮き漁礁を沖に運び、水中に投入します。これを水中に浮遊させるサスペンド状態にするのですが、その調整が難しく、ウエイトを付けたりするなどしておこないました。

岸にロープで固定して終了です。以前に実施した際は遅くまでかかったそうですが、この日はまだ日の高いうちに無事終了しました。

画像: フラットな台船に乗せて設置場所まで運搬。できた漁礁はかなりの重量で、参加者全員で力を合わせておこないました。

フラットな台船に乗せて設置場所まで運搬。できた漁礁はかなりの重量で、参加者全員で力を合わせておこないました。

カワウから少しでも身を隠せるようにするのが目的

この浮き漁礁は、群馬県内でも被害が多いカワウから、梅田湖にいる魚などの水生生物が身を守れるようにするのが目的。

今回のプログラムには、カワウの研究をしている大学院生も参加。カワウ対策としては、釣り糸を張ってカワウが水面に近づけないようにするなどの方法が知られているのですが、このように浮き漁礁を作るやり方はとてもユニークです。突起物の付いたブイの下にサスペンドさせるのも、浮き漁礁自体がカワウの休憩所にならないためのアイデアでもあります。

今後は漁礁が機能しているかのチェックもおこなわれますので、その効果を期待したいと思います。

画像: 岸から数メートルのところにブイが3つ浮いています。この下に漁礁があります。

岸から数メートルのところにブイが3つ浮いています。この下に漁礁があります。

釣り人も参加できる釣り場を守るイベントが多数

両毛漁業協同組合の中島淳志代表理事組合長は釣り人出身で、良い釣り場作りに努力されています。W.F.F.A.渡良瀬川水系魚ふれあい振興会では浮き漁礁作りの他にも、魚の放流体験などのいろいろなワークショップを実施していますので、楽しめる釣り場作りに参加してみてはいかがでしょうか。

活動については両毛漁業協同組合のホームページやフェイスブックで発信されていますのでぜひチェックを!

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