自ら自然と直接向き合い、自然と一体になりながら美しい魚を追い求めるのが魅力の渓流釣り。一般的にはやや敷居が高いと思われがちだが、まずチャレンジしたいと思ったら、比較的釣りやすく人気の高いヤマメ釣りから始めるのがオススメ。その基本的な知識について、埼玉県熊谷市「プロショップオオツカ」スタッフの内藤努さんが連載解説する(全6回)。第4回は活性の低いヤマメの狙い方について。
画像: 内藤努(ないとう・つとむ)埼玉県熊谷市の「プロショップオオツカ」スタッフ。常に尺上ヤマメを目標に渓流を駆け巡る熱血アングラー。大の猫好きでもある。

内藤努(ないとう・つとむ)埼玉県熊谷市の「プロショップオオツカ」スタッフ。常に尺上ヤマメを目標に渓流を駆け巡る熱血アングラー。大の猫好きでもある。

動かない低活性ヤマメは目と鼻の先に通して反応させる

活性が低くスレが進行すると、ヤマメはルアーを追う距離が非常に短くなります。とくにヤル気のない魚の場合、イワナなどと同様に底にびったりと張り付いて動かなくなってしまうことも。

とはいえ、狙ったポイント、魚の目と鼻の先にルアーを通すことができれば、チェイスはなくてもギラッという反応を得ることはできます。

ただ、完全にヤル気をなくしたヤマメは完全な無反応に陥ってしまうので、どこにいるのかさえも分からなくなってしまう場合が多くなります。

動いているヤマメならその行動を見きわめて狙う

「魚がどこから出てきたか」まず、これをよく観察してください。ルアーを追い越すような反応だったり、追っている途中で違う場所へ走って逃げるような魚はストレス状態が高く、釣れる確率は低いと言えるでしょう。

画像: 低活性状態に陥ったヤマメは深いレンジに着くと同時に、追い方に変化が生じると内藤さんは言う。ミノーを見て過敏に反応し、もともといた場所から離れてしまうようなヤマメは、釣れる確率が低いようである。

低活性状態に陥ったヤマメは深いレンジに着くと同時に、追い方に変化が生じると内藤さんは言う。ミノーを見て過敏に反応し、もともといた場所から離れてしまうようなヤマメは、釣れる確率が低いようである。

自分のテリトリーに入ってきたもの(ルアー)を追い払い、また自分のテリトリーに戻る魚。出てきた場所に戻る魚ですね。これが低活性ヤマメの中でも釣れる可能性をある程度残した魚だと考えています。


ビギナー向けの渓流ヤマメ釣り入門第5回は、「ルアー」について解説します。

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