数ある海のルアー釣りの中でも、スタートの敷居の低さと手軽さ、そしてその奥深さに定評があるのがアジのルアー釣り。釣り界隈では「アジング」と銘打たれ、一大ジャンルとして定着している。そこで、この「アジング」の楽しさと奥深さを数回に分けてお伝えしつつ、この釣りの魅力について紐解いていきたい。初回の今回は「アジングとは何ぞや?」についてざっくりご紹介する。

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画像: 女性でも気軽に楽しめるのがこの釣りのウリ。でも奥深い!

女性でも気軽に楽しめるのがこの釣りのウリ。でも奥深い!

さて、アジという魚を知らない方はいらっしゃらないとは思いますが、なぜこの日本を代表する大衆魚(食卓的に)が、ルアー釣りのターゲットとして優れているのかをざっくり解説したいと思います。

1) 日本全国にわたり、身近な海にわりとたくさんいる
2) ルアーへの反応がすこぶる良い
3) タックルがコンパクト
4) 夜に釣りやすい
5) 釣りとして簡単でありながら奥が深い

「食べて美味しい」等の"語るに及ばず"な特徴については省きました。"釣りを楽しむ"対象魚として比較的広域に分布しており、なおかつオールシーズン楽しめるわけなんですが、注目したいのは3・4・5の特徴。

タックルがコンパクト!

アジングは専用のロッドと小型のスピニングリール。そして、ジグヘッドと呼ばれるタイプのハリ(フック)、それに装着するワームルアーで成り立つ釣りです。もちろんそれ以外の釣り方も存在するのですが、釣りの道具としては非常にコンパクトに収められるのが特徴。思い立ったらロッドを片手に小さなバッグを下げて釣りに行くことができます。数あるルアー釣りの中でも、準備に手間がかからない類いの釣りだと言えます。

画像: これでほぼフル装備。夜が主戦場になるので、これにプラスしてヘッドライトを常備でカンペキ! ロッド、リール、小さなカバン。ヘッドライト。あとは安全装備のライフジャケット。

これでほぼフル装備。夜が主戦場になるので、これにプラスしてヘッドライトを常備でカンペキ! ロッド、リール、小さなカバン。ヘッドライト。あとは安全装備のライフジャケット。

画像: 主に使うルアーはジグヘッドフック(鉛が頭についたフック)とワーム。なのでルアーも仰々しく持っていく必要はない。

主に使うルアーはジグヘッドフック(鉛が頭についたフック)とワーム。なのでルアーも仰々しく持っていく必要はない。


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夜に釣りやすい!

アジの主食となるのはプランクトンだと言われています。そのプランクトンは、夜に海岸線や港を照らす常夜灯に集まります。なので、アジングのプライムタイムは基本的には夜だと言われています(昼間でも釣れますけどね)。で、これがなんでいいのかと言いますと、日中は忙しい我々社会人、夜のちょっとした時間にコンパクトな道具で釣りを楽しむことができる「社畜の友」なのでありますww 仕事帰りにちょこっと数時間。残業とカワイイ嘘をついてちょこっと数時間。ああ、なんとお手軽に楽しめる釣りなのでしょう(まぁ食べて美味しいんで、つい持ち帰っちゃうと「なんの残業だ?」と突っ込まれること請け合いですが…)。

画像: アジのエサとなるプランクトンは走光性(光に集まりやすい性質)があり、港や堤防の明るい場所が一級のポイントになることが多い。

アジのエサとなるプランクトンは走光性(光に集まりやすい性質)があり、港や堤防の明るい場所が一級のポイントになることが多い。

釣りとして奥が深い!

こんなに手軽で、しかもルアーでイージーに釣れてくれるターゲットなので、釣り初心者にとっても優しいのでありますが、実はこのアジング、奥深いゲーム性を秘めている釣りでもあったりします。そこにアジがいさえすれば、細かなアプローチを心がけなくても釣れてくれる半面、さらに数を釣りたい、大きいのを釣りたいとなってくると、釣り人のテクニックが要求される釣りなのであります。

画像: 数、サイズを人より釣りたければ"テクニック"が必要。で、その"差"が顕著に現れる。

数、サイズを人より釣りたければ"テクニック"が必要。で、その"差"が顕著に現れる。

アジが溜まっている流れはどこか? アジが溜まっている水深はどこか? さらに大きなアジがいるのはどこか? より釣れるルアーの大きさは? 種類は? 色は? ルアーの使い方は? それを解析して見出すことで、"より釣ること"ができる釣りなのです。大雑把にやっても釣れるが、繊細さを極めればさらに釣れる…。

画像: 流れを読み、選ぶジグヘッドの重さを吟味し…、狙う水深をどうキープしていくかなど掘り下げる要素はたくさん。でも、そんなこと考えなくても釣れてくれる懐の深さも魅力。

流れを読み、選ぶジグヘッドの重さを吟味し…、狙う水深をどうキープしていくかなど掘り下げる要素はたくさん。でも、そんなこと考えなくても釣れてくれる懐の深さも魅力。

競技にもできるほどテクニックに差が生まれることから、『ルアーマガジン・ソルト』誌では「アジング王」という釣りの対決企画を開催しており、人気を博しています。将来的には、プロの釣り人だけでなく、一般の方々もこのアジングゲームを競技として楽しんでもらえるような仕組みを作ろうと取り組んでおりますが、それはまたのお話…。

画像: 『ルアーマガジンソルト』誌では、アジングの競技性の高さを表現すべく釣り人同士の対戦記事企画を開催&掲載中。一般の釣り人にも門戸を広げるべく画策中。乞うご期待!

『ルアーマガジンソルト』誌では、アジングの競技性の高さを表現すべく釣り人同士の対戦記事企画を開催&掲載中。一般の釣り人にも門戸を広げるべく画策中。乞うご期待!

…ということで、アジングが釣りとして非常に手軽かつ奥深いルアーゲームであることが少しでも伝わりましたでしょうか? 次回はアジングを始めたい人にオススメする、タックル選びのコツをお伝えしようと思います。

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