「春はでかいバスが釣れる。それもビッグベイトで!」よく語られるこの定説には、れっきとした根拠があった! デカいルアーを使わせたら右に出るものはいない(!?)御三方(中村哲也氏・秦拓馬氏・三原直之氏)に、マグナムルアーの使い方について考えを語っていただこう。

中村哲也さんの場合

画像: 中村哲也(なかむら・てつや)フロリダバスが多く生息し、聖地とも称されるリザーバー・池原ダムに長年通うベテランアングラー。マグナムサイズのスイムベイトやアラバマリグなど、規格外のタックルを使ってまさに規格外のバスを釣り上げる。「赤鬼」の名でも知られる。

中村哲也(なかむら・てつや)フロリダバスが多く生息し、聖地とも称されるリザーバー・池原ダムに長年通うベテランアングラー。マグナムサイズのスイムベイトやアラバマリグなど、規格外のタックルを使ってまさに規格外のバスを釣り上げる。「赤鬼」の名でも知られる。

中村「春を迎えるとバスは産卵行動を意識し始めるわけですが、冬の間はあまりエサを食べられていないことも多く、春先はあまり活発ではないんです」

つまり、春を迎えたばかりのバスは極限の空腹状態。お腹は空いていて何か食べたいのだが、ベイトをあまり追い回せる状況ではないのだという。

中村「そんな状況のバスがどうするのかというと…、一回の捕食でお腹が満たされるようなでかいベイトを省エネで食べたがるんです。実際、春の池原ダムで、巨大なバスの口からヘラブナの尻尾だけが見えている状況に出くわしたこともありますし、のどに詰まらせて動けなくなっているバスを見たこともあります(笑)」

そんな中村さんが春に使うルアーのひとつがコチラ。

画像: ガルダ[メガバス]

ガルダ[メガバス]

中村「アワビ張りにして、ワイヤーバンパーをリップにつけて、ウェイトを付けてデッドスローフローティングにしてあります。これは立木の一本一本に当てて、ギリギリ浮いてかわしてこられるようにしているんです。浮き速度が速いと、バスがついてこられませんからね」

秦拓馬さんの場合

画像: 秦拓馬(はた・たくま)"ダウザー俺達。"の愛称で親しまれるマルチアングラー。最近ではもっぱらユーチューバ―のイメージが定着しているが、トーナメンターとして活躍していた時期もあり、その実力は本物。フリックシェイクの生みの親としても有名。

秦拓馬(はた・たくま)"ダウザー俺達。"の愛称で親しまれるマルチアングラー。最近ではもっぱらユーチューバ―のイメージが定着しているが、トーナメンターとして活躍していた時期もあり、その実力は本物。フリックシェイクの生みの親としても有名。

「春はテリトリー意識をもったバスに対して、ミスマッチ・ザ・ベイトで狙うために、でかいルアーを使いますよ」

魚が食べているエサに合わせてルアーを選ぶ考え方がマッチ・ザ・ベイト。しかし秦さんはその逆で、とても食べられないようなルアーを使って、春のでかバスを狙う。

「バスの持つテリトリー意識を刺激するハイインパクトなルアー。それがデカいルアーなんです。だからこの釣り方では、バスが本気で怒ってルアーに襲いかかってくるんですよ!」

秦さんの称える"ミスマッチ・ザ・ベイト"ルアーのひとつがコレ

画像: メガロドーン[ジャッカル]

メガロドーン[ジャッカル]

「デカいわブレードはグルグル回るわフラッシングは凄いわで、とにかく強烈なインパクトを与えられるルアーですね。気難しい状況のバス、とくに産卵を控えたメスは相当イライラするでしょうね(笑) スピナーベイトなのでどこでも使えますが、ボトムをこするようにして使うことが多いですよ」

三原直之さんの場合

画像: 三原直之(みはら・なおゆき)クリアウォーターに特に強く、池原ダムで行われたクラシック戦優勝やJB生野銀山湖における年間1位など、すでに数々の功績を残す若手アングラー。曲者揃い(?)のイマカツルアーを使いこなす天才。

三原直之(みはら・なおゆき)クリアウォーターに特に強く、池原ダムで行われたクラシック戦優勝やJB生野銀山湖における年間1位など、すでに数々の功績を残す若手アングラー。曲者揃い(?)のイマカツルアーを使いこなす天才。

三原「春に大きいルアーが効果的だと言っても、時期によってその理由は変わってくるんです。ですが春には”マグナム”と呼ばれるほど大きいルアーは使いませんよ」

ビッグサイズのルアーは確かに使う。しかし、その大きさには限度があるのだと言う。

三原「ひとつの理由として、トーナメントで日本全国の釣り場に行きますので、どんなフィールドでも使えるサイズ感を重視しているというのはあります。また、春だとまだそこまでベイトが大きく成長していないということもありますね」

三原さんのお眼鏡にかなうビッグルアーのひとつがこちら。

画像: ギルロイドJr.[イマカツ]

ギルロイドJr.[イマカツ]

三原「まず、スローシンキングに調整します。そしてゆっくりとI字系のようにただ巻きで泳がせ、ポーズでボトムまで沈めて、止めて食わせます。この"止めて食わせる"というのがキモでして、同じギル型ルアーでも止めていると食わせられないルアーもあるんです。また、止める場所も重要で、リップラップやウィードの上など、いかにもブルーギルが居そうな場所がおススメです」

春×マグナムルアー×でかバスと、同じテーマを掲げていても三者三様の考えがある。この理論の行き付く先や、驚きのマグナムルアー達については『ルアーマガジン2018年6月号』で詳しく紹介しているので、そちらもご覧あれ!

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『ルアーマガジン2018年6月号』をざっくり紹介すると…

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ルアマガ018年6月号

総力特集:THE MAGNUM GAME 〜でかいバスだけ狙いたい〜

ルアマガ018年6月号

01 菊元俊文:THE SOUL OF BIGBAIT GAME 入魂の一投
02 金森隆志:ボリューム・水押し・移動距離。3つのキーワードで攻め抜く岸釣りマグナムスタイル
03 山田祐五×栗田学:7キロの壁 〜北の鉄人×世界記録ホルダーによる、限界突破マグナム対談〜
04 中村哲也・秦拓馬・三原直之:春×マグナムルアー×でかバス
05 田辺哲男:クランクベイト進化論 〜その可能性は、未知数〜
06 白川友也:クラッシュという劇薬

2018年注目のタックルハウツー3連打!

ルアーマガジン2018年6月号

・山木一人:ふつうじゃない、ふつうのクランク「バンタム コザック」
・川村光大郎:短日36尾+2尾!? その動きはまさにShrimp!!「ハリーシュリンプ」解体新書
・吉田秀雄:バスに欠かせない4つのエサ。そのひとつをカタチに。「スタッガーワイドホグ2.7インチ」

『ルアーマガジン2018年6月号』のお求めは…

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