エリアトラウトゲームにおいて、クランクベイトはデッドスロー領域のただ巻きが多く、早巻きに弱い。一方のミノーは、速く巻けるがロール系アクションが多く、低速アプローチが苦手。その両者の弱点を解消すべく、4連ジョイントプラグ「ハイドラム70F」が新たに発売されるとのことで、開発元のヴァルケイン・菊池栄一氏を訪ね、詳しい話を聞いた。

エリアトラウト界のレジェンドファクトリー「ヴァルケイン」

刺激的なエリアトラウトメーカーがある。その名は「ヴァルケイン」。ヴァルケインという単語は、代表を務める菊地栄一さんの造語なのだが、このメーカーが今とてつもなく面白い。

「ハイバースト」という名の、現役にして伝説となったスプーンから始まったヴァルケインは、現在では賞金付きの「ヴァルカップ」なる大会を催したり、メーカー自ら管理釣り場の運営を行っていたり。他魚種に浮気することなく、全身全霊でエリアトラウトの発展にパワーを捧げる、稀有なメーカーだ。

画像: 菊地 栄一(きくち・えいいち)ヴァルケインCEOにしてチーフデザイナー。伝説のスプーン「ハイバースト」から始まったヴァルケインだが、現在では最も影響力のあるエリアメーカーに成長。エリア文化の推進に尽力し、現在は栃木県・宇都宮市と静岡県・焼津市の2箇所で管理釣り場も運営。名実ともに、日本のエリアトラウトシーンを牽引し続けるフロントランナー。

菊地 栄一(きくち・えいいち)ヴァルケインCEOにしてチーフデザイナー。伝説のスプーン「ハイバースト」から始まったヴァルケインだが、現在では最も影響力のあるエリアメーカーに成長。エリア文化の推進に尽力し、現在は栃木県・宇都宮市と静岡県・焼津市の2箇所で管理釣り場も運営。名実ともに、日本のエリアトラウトシーンを牽引し続けるフロントランナー。

その姿勢と気持ちはエリアトラウト愛好者に伝わらないワケがなく、現在まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。"釣果"だけでなく"人気"も全国で炸裂し、名実ともにエリアトラウト業界を牽引しているメーカーと言っても過言ではない。

今回はそんなヴァルケインが新たに"4連ジョイントプラグ"なるものを開発したと聞き、皆様に取り急ぎご紹介することと相成った。

エリアトラウト初の"4連ジョイントプラグ"が登場!

2018年春に発売を予定しているヴァルケインの新作ルアー「ハイドラム70F」の正体は"4連ジョイントミノー"。開発者の菊池栄一さんの信念でもある「ただ巻きでも確実に釣れる」という条件はもちろんクリア済み。その上でハイドラムの特徴を一言で説明すると、「ミノーとクランクベイトを繋ぐルアー」ということになる。

画像: 4連ジョイントボディを有する「ハイドラム」。エリアトラウトの既存価値観の外側に存在していたルアーコンセプトだけに、期待度は大きい。

4連ジョイントボディを有する「ハイドラム」。エリアトラウトの既存価値観の外側に存在していたルアーコンセプトだけに、期待度は大きい。

具体的には、エリアゲームにおけるクランクベイトの役割はデッドスロー領域のただ巻きが多い。つまり、スピード領域が狭く速巻きに対応しているモデルが極端に少ない。一方、ミノーは速く巻けるけどロール系アクションが多い。つまり、スローリトリーブに弱い上にウォブリングアクションに乏しい。

画像: (写真上)シュバーンシャッド。(写真中)ハイドラム/プロトモデル。(写真下)ホライザード。「ハイドラム」はつまり、シュバーンシャッドとホライザードの間を埋める新コンセプトルアーなのだ。

(写真上)シュバーンシャッド。(写真中)ハイドラム/プロトモデル。(写真下)ホライザード。「ハイドラム」はつまり、シュバーンシャッドとホライザードの間を埋める新コンセプトルアーなのだ。

菊地「クランクベイト、ミノーの両方の足りない部分を繋ぐルアーが欲しかったんです。ミノーボディでの低速アプローチ、しかもウォブリング…。さらにクランク的な要素でタイトな速巻きで攻められるプラグ。そんなプラグが欲しかったんです」

速巻きの超絶安定性と、デッドデッドスローでのワイドウォブルを両立!

「ハイドラム70F」はファストリトリーブでも動きが崩壊することなく、動きを器用に逃がしてくれる。そのため速巻き状態でいつまでも安定したアクションを保持。一方、デッドスローで巻いたときも4連ジョイントが艶めかしいワイドウォブリングアクションを演出。

つまり、低速に弱いミノー、高速に弱いクランクベイトの弱点をすべて解消している、ということになる。

画像: 度重なるテストの末、ようやく完成を迎えた「ハイドラム」。

度重なるテストの末、ようやく完成を迎えた「ハイドラム」。

ミノーとクランクをつなぐ、エリアトラウト的"ミッシングリング"

菊地「エリアトラウトに限らず、ルアーゲームは思考の連鎖で成立しています。その象徴がルアーローテーション。このタイプのルアーを投げて、こういう反応があったから、次にこういうルアーを投げたら、反応がこう変わるかな~、…という具合に思考の連鎖を積み上げて正解を目指します。だからこそ、今使っているルアーと次に使うルアーの連動性、というか特徴のノリシロ的な部分が欲しいと思っています。ですが…エリアトラウトゲームに限っていえば、ミノーとクランクの個性の乖離が激しいと感じていました。だからこそ、そこを繋ぐルアーが必要だったんです。それこそが『ハイドラム』です」

画像: ミノーとクランクをつなぐ、エリアトラウト的"ミッシングリング"

ハイドラム70F
●全長:70ミリ
●タイプ:フローティング
●自重:3.7グラム
●カラー:全8色
●価格:1,700円(税抜き)
●発売:2018年5月上旬予定

[釣りPLUS]関連記事



This article is a sponsored article by
''.