6月8日(金曜)〜10日(日曜)の3日間、茨城県・北浦を舞台に、JBトップ50第2戦「ベイトブレスCUP」が開催。今季は全5戦のうち関東ラウンドが2戦行われるが、その初戦となったのが今戦の北浦。見事に栄冠を勝ち獲ったのは、地元出身の篠塚亮選手。初日2尾、2日目3尾と苦しみながらも大型を混ぜた戦略で予選を5位通過。台風接近で大荒れとなった決勝最終日は、唯一の5尾リミットメイクで一気に優勝への階段を駆け上った。年間レースは暫定2位へ急上昇。初のトップ50年間優勝(=A.O.Y.)へとまた一歩近づいた。

2009年桧原湖以来となるトップカテゴリー通算2勝目は地元に錦!

画像: しのつか・りょう/1980年8月1日生まれ(37歳)、B型。千葉県香取市(旧:小見川町)出身。主な戦績:09トップ50桧原湖優勝、13JBクラシック北浦ウィナー、15JB霞ヶ浦A.O.Y.ほか。トップ50勝利数:2勝。スポンサー:レイン、スミス、SLP WORKS、サンライン、モーターガイド、ローランス、カハラジャパン、プロショップケイズ。2018トップ50ゼッケンNo.36。

しのつか・りょう/1980年8月1日生まれ(37歳)、B型。千葉県香取市(旧:小見川町)出身。主な戦績:09トップ50桧原湖優勝、13JBクラシック北浦ウィナー、15JB霞ヶ浦A.O.Y.ほか。トップ50勝利数:2勝。スポンサー:レイン、スミス、SLP WORKS、サンライン、モーターガイド、ローランス、カハラジャパン、プロショップケイズ。2018トップ50ゼッケンNo.36。

関東地方の梅雨入り宣言が発表されたのが今大会の前々日。ローライトかつ小雨模様が続くかと思いきや、蓋を開ければ、直前から予選2日間まで真夏日が続いた今戦。決勝最終日こそ、台風5号の接近で雨は降ったものの、梅雨とはおおよそ似つかわしくない爆風が北浦を襲った…。

降雨による活性化、いわゆる"雨パワー"なぞ機能しない。終日の強風は大排気量バスボートでさえ湖上で木の葉のように揺さぶられ、無事に大会が終わったことが不思議とさえ感じられるほどの悪天候だった。

そんな最終日に、圧巻の4,380グラムを叩き出した男がいた。唯一の5尾リミットメイクを果たしてウェイインショーのステージに現れたのは、地元出身選手の雄・篠塚亮選手だ。満面の笑みでバスを掲げ、ギャラリーの歓声を身体中で大いに浴びたのだった。

開幕プレビューでの優勝宣言から、有言実行へ!

今季開幕直前のプレビューで、篠塚選手がこう語ったことが思い出される。

「地元で勝ちたい。リスクを負ってでも勝ちに貪欲に」

今季A.O.Y.候補として当サイトが彼に注目したのは、全5戦中2戦が得意とする地元霞ヶ浦水系で開催されることが理由だ。とはいえ、50人の精鋭が集う国内最高峰戦において、勝者予想なぞあくまで参考値に過ぎず、結果に反映されないことも多々ある。しかし、篠塚亮選手は軽々とかつての宣言を有言実行。地元の洗礼を受ける例が多い中、関東ラウンドの初戦で見事にトップ50シリーズ通算2勝目を獲得したのだ。

今戦の篠塚選手の戦略はまさに先のコメントを象徴するかのような展開だった。

初日に持ち込んだ魚はわずかに2尾、2日目は3尾。全般的にスコアメイクが厳しい今戦だったが、それにしても尾数が少ない。しかし、両日ともにウエイトは優勝レースに食い込める3キロ超を持ち込んできたのだ。

今戦のBIGFISH賞・2,176グラムも同時受賞!

画像: ヒットルアーは伝家の宝刀・リトルレインズホッグの7グラムヘビダンで、カラーはもちろん『霞ジンゴローム』。使用ロッドももちろんストラテジーツアラーVスペックの『ジンゴローム』だ。

ヒットルアーは伝家の宝刀・リトルレインズホッグの7グラムヘビダンで、カラーはもちろん『霞ジンゴローム』。使用ロッドももちろんストラテジーツアラーVスペックの『ジンゴローム』だ。

DAY1ウエイインでは続々とビッグフィッシュ記録が更新されていったが、決定打となったのが篠塚選手のこの1尾。

「ラッキーフィッシュのおかげです」

そう自嘲したが、その実はこの地における長年に渡る濃密な経験値が好結果を導き出したことは間違いない。

「練習で釣れていた場所では釣れず、意外な場所で釣れたのが最終日のヒントになった」

その詳細は、6月26日発売の『ルアーマガジン2018年8月号』でご確認いただきたい。昨季2017年の開幕戦・遠賀川で優勝した市村直之選手と実に近似するウィナーの判断力が機能したことだけは伝えておいてもいいだろう。

年間レース暫定首位は、2戦連続で準優勝の江口俊介!

画像: 電撃移籍以降の復調ぶりが目を見張る江口俊介選手。レイドTHEトップ50も間近か?

電撃移籍以降の復調ぶりが目を見張る江口俊介選手。レイドTHEトップ50も間近か?

篠塚選手は今戦の優勝によって、今季の暫定ランキングを2位まで上昇。3位以降は早野剛史、黒田健史、高山陽太郎、小森嗣彦と続き、首位と20点差以内。

そして、年間レースのトップを独走するのは、開幕戦に続きまたしても準優勝を果たした江口俊介選手。ここ数年のスランプ期から完全に脱して、本来の実力を取り戻した感がある今季38歳。トップ50最多人数の黄金世代を代表する一人で、篠塚選手と共に今季のトップ50シーンを牽引していきそうな気配だ。

「今戦こそは(優勝を)獲りたかった。でも、まだ残り3戦ある。必ず勝ちます!」

力強い言葉でこう語った江口選手。「ただし、七色ダム以外の試合で(笑)」とも付け加えたのが、実に彼らしい。2008第1戦旧吉野川以来となるトップ50通算5勝目はいつ訪れるのか。大いに期待したいところだ。

次戦、第3戦七色ダム『東レ・ソラロームCUP』は7月6日〜8日の日程で開催。今季前半戦の折り返しをどう切り抜け、後半戦となる桧原湖&霞ヶ浦の伝統戦へと繋ぐのか。およそ50人の精鋭達の動向から目が離せない。

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