ただひたすらオノレのために釣り続けるビッグバスハンターたちから、圧倒的な支持を受けるブランドがある。それが白川友也氏が主宰するDRT、ディビジョン・レベル・タックルズ。あくまで対モンスターなスペックと、独自の美意識に裏打ちされたアイテムは、ロッドから始まり、ルアーへと枝葉を伸ばした。今回は同レーベルのビッグベイト群に焦点を当てて掘り下げよう。
画像: 白川友也(しらかわ・ともや)DRT代表。「竿屋」として始動した同レーベルはいつしか誰もが知るビッグベイトメーカーに君臨。ジャパンスタイルの陸っぱりを起源に、国内はもとより米国にも拠点を設立。今やワールドワイドな展開へと。

白川友也(しらかわ・ともや)DRT代表。「竿屋」として始動した同レーベルはいつしか誰もが知るビッグベイトメーカーに君臨。ジャパンスタイルの陸っぱりを起源に、国内はもとより米国にも拠点を設立。今やワールドワイドな展開へと。

KLASH(クラッシュ)シリーズは「K9」「タイニークラッシュ」「クラッシュジョーカー」の三連星

「ウチはユーザーさんに支えられてきた部分が非常に大きいメーカーです。作ったのは『クラッシュ』という入り口だけ。あとは予想だにしなかった結果です」

これは代表にしてクリエーターの白川さんの言葉。キワモノと呼ばれるほど個性的なロッドに魅せられた熱狂者は、ルアー「クラッシュ」の登場で爆発的に増え、DRTの名を不動のものにした。

「ビッグベイトって大きいので、たくさん持ち歩くことは難しい。あれもこれもと欲張りな性格なので(笑)、ひとつでどうにかならないものかというのが始まりです」

当初のクラッシュ原型はウッドボディ。"コロラドブレードを曲げたテール"で試行錯誤を繰り返し、現在の方式へと行き着いた。そのプロトのひとつが、冒頭に掲げたルアーだ。

K9 a.k.a.クラッシュナイン

画像: K9 a.k.a.クラッシュナイン

[●全長:9インチ●重量:4オンス●タイプ:ローフロート、ハイフロート●価格:8500円(税抜き)]

起源は湖北のクリアウォーター。賢い特大バスを如何にして釣るべきかから始まった。中層の高速巻きだけに飽き足らず、ボトムを削りながらのトップスピードも思案。元々構想のあったテール構造に加え、ファクトリー提案のリップ交換システムが開発に拍車。自在なチューニングを可能とするクラッシュが仕上がった。

タイニークラッシュ

画像: タイニークラッシュ

[●全長:6.6インチ●重量:2オンス●タイプ:ハイフロート、ローフロート価格:5150円(税抜き)]

「元々K9の原型はタイニーとほぼ同サイズで結果を出していた。ならば」と小型クラッシュを開発。「単なる縮尺では面白くない。全長は短いながらも幅はK9より太く、テール側は薄く」。強い水押しのパワーを持たせつつ、しなやかなアクションへと。*出荷時は可変テール搭載。写真はVテールチューン。

クラッシュジョーカー

画像: クラッシュジョーカー

[●全長:8.2インチ●重量:3オンス●タイプ:ラトルイン、ノンラトル●価格:7020円(税抜き)]

「琵琶湖は荒れやすい。そんな中でも水面でのアピール力をキープしながら泳ぎ切り、深場の魚をも吸い上げる」べく開発したウェイクベイト。金型製作の極限まで迫る極太ボディに、立ち気味リップが表層をかき分け突き進む。ただ巻きで、トゥイッチでと使い方は多彩。

K9&タイニークラッシュの可変リップ&テールの"基礎設定"

K9とタイニークラッシュは、ロング、ショート、ワイド3タイプのリップと、フィンテール、Vテールの2種のテールがラインナップされている。それらのセッティングで、目の前の状況に対応していくコンセプトだ。かさばるビッグベイトを厳選して携行しても、現場にアジャストできるのが強み。そのバリエーションは多岐に渡るが、基本的な3モードを教えてもらった。

【ノーマル】出荷時はテール上向き。「ロール6:ウォブル4」

画像: 【ノーマル】出荷時はテール上向き。「ロール6:ウォブル4」

「元々は水深50センチのボトムに当てながら高速でガガガッと引くために」。ボディに対して横向きセッティングの可変テール。上向きはモードAと呼ぶ。「横向きは動きが破綻せず、水面に飛び出ない」。

【リップレス】リップは抜去しテールを下向きに

画像: 【リップレス】リップは抜去しテールを下向きに

テールを裏返し「DRTの文字が見える側を上に」してセットするモードB。そして簡単に外せるリップを抜去したスタイル。「スローでi字系、ミドルでフラフラと。小刻みなトゥイッチで水面直下を移動距離の少ないドッグウォーク。リーリングのタイミングとロッドワークで片側スライドも」。使い方は多彩。

【リップレス+Vテール】VテールとシンカーでS字系に変貌

画像1: 【リップレス+Vテール】VテールとシンカーでS字系に変貌

「元々はクランキングメインなのでテール側ボディは軽い」ためテールアイに「グレネードシンカー7〜10グラム」もしくは板オモリで調整。前後のバランスが取れれば、ただ巻きで美しいS字軌道を描ける。

画像2: 【リップレス+Vテール】VテールとシンカーでS字系に変貌

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