「DIYするアイドルがいるなら、DIYする征夷大将軍がいたっていいじゃないか」 現在『ルアーマガジン・ソルト』誌に連載中の「ウグイ将軍GR」。その5月号から発作的に始まった小ネタ企画「将軍D●SH:バンブーロッドを作って魚を釣ってみよう」。本誌掲載時点において、世間は本家「鉄○D●SH」が例の事件でお騒がせ状態だったが、何はともあれ落ち着いてきたので、今回[釣りPLUS]でロッド制作から実釣テストに至る過程をまとめてみた。

ウグイ将軍(うぐい・しょうぐん)/1966年岩手生まれ、神奈川在住。征夷大将軍歴23年。淡水から海水、ルアーもフライもバスもマスもカマスも幅広く楽しむのだが、基本的に釣りは上手くはない。



STEP-1:竹を用意する

画像: STEP-1:竹を用意する

知り合いの土地から、適当な竹を5本切り出してきた。バンブーロッドに適した竹の種類とか太さとか下調べもしていないので、すべては行き当たりばったり。ナタとニッパーを用意して、節の部分に数本生えている枝をカットし、表面をできるだけ整えてみた。

ウグイ将軍(以下:将)「適当な長さに切って、さっそくガイドを取り付けようかとも思ったんやけど、竹は乾燥させなあかんってインターネットに書いてあったさかい、とりあえず1ケ月くらいは乾燥や」

STEP-2:乾燥→ガイドとリールシートを用意する

画像: STEP-2:乾燥→ガイドとリールシートを用意する

将「とりあえず、今はブランクの乾燥中や」

――"ブランク"って言ったって、ただの竹ですけどね。

将「1か月くらいほったらかしにしておるから、だいぶ色も変わって乾いてきたような気がする」

――この先は、ガイドとリールシートの取り付けですね。

将「竹のティップは太いから、パイプ系3mmのトップガイドを買ってきてん。それと、リールシートな。それ以外のガイドは、20年くらい前に折ったティファのロッドのガイドをとってあるさかいそれを使う」

――着々ですねえw

STEP-3:ブランクの曲がりを修正する

竹なんてもんは、複数の個所で複数の方向にねじれ曲がっているものである。それをひとつひとつ熱を加えながら真っすぐに直していく。火力は小さくていいがオンオフが容易なカセットコンロが使いやすい。なお軍手必須。

画像: STEP-3:ブランクの曲がりを修正する

STEP-4:ガイドを取り付ける

左のワキにブランクを抱えながらの作業になるので、先端から取り付けていく。巻き付ける糸は、短くなって使えなくなったPEラインを使用した。歴戦のバンブー職人たちは、隙間なく美しく巻くが、将軍にそんな技術があるはずはなく、隙間だらけ。

将「最終的に接着剤で固めるからエエねん」

PEラインで固定した上から二液性のエポキシ接着剤で固める。歴戦のバンブー職人なら、長時間固定型のエポキシを使用し、液だれしないように24時間モーターで回転させながら乾燥させるが、将軍は1分硬化型で時短。

画像: STEP-4:ガイドを取り付ける


STEP-5:市販のシールシートを装着する

リールシートに対して竹が細かったので、まずは滑り止めを兼用する綿の糸を巻いて太さを調整し、その上に同じ糸でリールシートを固定する。

画像: STEP-5:市販のシールシートを装着する

STEP-6:ロッドの製品名を記入する

こんなことする必要はないのだけれど、製品名を決めることで何となくソレっぽくなるから不思議なものだ。

画像: STEP-6:ロッドの製品名を記入する

バンブーロッド完成! "ショーグンクラフトSMS-601L〈ゴロタ〉"

SHOGUN CRAFTの"S"、MURASOIの"M"、SPINING RODの"S"で、"SMS"。6ft1in、LIGHTアクションで"601L"。コードネームは"ゴロタ"。

画像: ●素材:バンブー●長さ:6ft1in●継数:1●仕舞寸法:6ft1in●アクション:ライト●ガイド:ステンレス+SiC●適合ルアー:2~15g●価格:5万円(税抜)

●素材:バンブー●長さ:6ft1in●継数:1●仕舞寸法:6ft1in●アクション:ライト●ガイド:ステンレス+SiC●適合ルアー:2~15g●価格:5万円(税抜)

ーーまずは、魚が釣れなかった場合の保険用のカットを撮影しましょう。

将「釣れなかった場合ってどういうことやねん。釣れるに決まっとるやろが」

ーー懸念しているのは、魚が掛かって竿が折れてしまうことです。だから竿が折れる前に、魚が釣れた体の写真を撮影をします。

将「この竿、どんだけ信用ないねん」

画像1: バンブーロッド完成! "ショーグンクラフトSMS-601L〈ゴロタ〉"

そして、問題なくファーストフィッシュを捕獲。サイズが小さいので、ロッドもあまり曲がらず、編集側の思惑ww通りには進まない。

次々とヒットする根魚たち。市販のロッドで釣っても楽しいが、ハンドメイドバンブーロッドで釣ると、さらにD●SH的満足度が高い。時間がある人にはオススメの釣りだ。

画像2: バンブーロッド完成! "ショーグンクラフトSMS-601L〈ゴロタ〉"

"将軍D●SH" バンブーロッドを作って魚を釣ってみよう企画はまだまだ続く…

将「実釣取材では、25cmのムラソイを釣っても折れなかったけど、リールの固定がイマイチであるという件が発覚した」

ーーそうですね。ヒモでリールシートを結び付けただけですからね。

将「それと、現実的に、第一線で使うロッドとして考えた時、携帯性の悪さはいかんともしがたいものがあったな」

『ルアーマガジン・ソルト11月号』では、リールシートの固定、そして2ピース化に着手。"将軍D●SH"は最終局面へ…?!

〈補足〉それからルアマガソルト本誌において、「ウグイ将軍GR」は巻頭カラー進出を目指して、読者アンケート1位も目指し中です。将軍が好きな読者も、そんなに好きじゃない読者も、アンケートハガキの面白かった記事欄に、ウグイ将軍GRの企画番号を書いて送ってください(笑)

ルアーマガジンソルトは毎月21日発売です(※一部地域除く)。価格は1,080円(税込)。 お求めは全国の釣具店や書店で! お近くのお店に置いていない場合は、そのお店でご注文いただくか、Amazon等のWeb通販サイトをご利用ください。


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