今年で2回目の開催となる、アジングのガチンコ対決企画『アジング王BATTLE』も、ルアマガソルト10月号をもって、その予選バトル全4戦が終了し、ファイナリスト4名が決定した。2代目チャンピオン候補者たちはいかなるジグ単タックルを用いてこのチャンスを勝ち得たのだろうか。


予選第1戦WINNER:藤原真一郎

『ルアーマガジン・ソルト3月号』にて掲載された今期の第1戦。

若手筆頭アジンガーの木村壮大さんを下したのは、前回アジング王BATTLEでは惜しくも予選敗退を喫し、リベンジに燃えていた藤原真一郎さんだ。

藤原真一郎(ふじわら・しんいちろう)/朗らかな雰囲気とは裏腹に、切れ味鋭いテクニックを持つベテランアジンガー。圧倒的な発想力も持ち合わせており、新機軸の遠投用システム“Fシステム”を生み出した。

藤原さんのジグ単タックルをひとことで表すとすれば、ずばりオールマイティ。壱岐島という釣り場、そして対戦企画という性質を考慮したチョイスに注目だ。

ロッド:宵姫華S66ML-solid[がまかつ]

藤原さんは、がまかつのライトゲームブランド「宵姫」にある、高番手のジグ単向けロッドをチョイス。想定されるジグヘッドのMAX重量が9gとかなりパワフルな一本だ。それゆえバーサタイル性も高く、ラインを使い分けることでメタルジグやキャロ等にも対応する懐の広さも持ち味。対戦フィールドが壱岐であるという点を考慮し、水深の深い場所(=重いジグ単の必要性)や大きいサイズのアジにも備えていた。

リール:イグジスト1024[DAIWA]+シーファンネル[オフィスZPI]

ロッドが超軽量のアジングではリールの重さも重要。これは、組み合わせた時の全体のバランスがよくなり、感度やキャスタビリティがよくなるからだ。また、構造上ハンドルのある側に重心が傾きがちなので、藤原さんは少しでもバランスをとれるよう、ノーマルハンドルよりも重量の軽いカスタムハンドルを使用している。

ライン:鯵の糸0.35号[サンライン]ほか+スモールゲームFC Ⅱ 2lb[サンライン]

ベースとなるのは伸びにくくてダイレクト感のあるエステル。しかし、試合ならではのペース配分や、汎用性の高さ、手返しの良さを考慮してフロロもスプール交換で使用。さらに、遠投の釣りで役立つPEラインも替えスプールで用意。実際にこれらすべてを使い分け、勝利をつかみ取ったのだ。

予選第2戦WINNER:渡邉長士

『ルアマガソルト5月号』に掲載されたのは、春を迎えた壱岐島で行われた第2戦。

アジング王BATTLE参加者最年少の杉山代悟さんと壮絶な乱打戦を繰り広げ、見事勝利を手にしたのが、房総半島を中心に活躍する渡邊長士さん。

渡邊長士(わたなべ・たけし)/初代アジング王BATTLEで準優勝を果たした実力者。ホームフィールドである千葉県の房総半島では、アジングに限らず様々な釣りを嗜む。

「月下美人」の組み合わせで全体的な見た目も印象的な渡邊さんのタックル。メインラインをフロロオンリーにする独自のスタイルが勝利へのカギとなったか!?

ロッド:月下美人エア AGS アジング55ULXS[DAIWA]

今やルアーフィッシング界では最も繊細なタックルの部類に入るアジング。そのご多分に漏れず、シャープかつ軽量で高感度。そして高い操作性を持つロッドを渡邊さんは選択した。繊細なアプローチでアジを誘い、わずかなアタリを捉えて積極的に掛けていくスタイルが可能なのだ。

リール:月下美人EX2004C[DAIWA]+RCSスプール2004エアⅡ[SLPワークス]

渡邊さんの使う月下美人EXは、フィネス仕様のATDを搭載したライトソルトウォーター用リールの最高峰。繊細なラインを扱うアジングで需要なドラグ性能を高次元でクリア!

ライン:月下美人ラインタイプF1.5lb[DAIWA]+月下美人リーダー3lb[DAIWA]

渡邊さんのジグ単用ラインは多くのアジング王BATTLE参加者とは異なり、メイン・リーダーともにフロロカーボンラインのみを使用している。夜のアジング、ましては壱岐でとなれば、風が吹くことは必至。そこで、自重があり風の影響を受けにくいフロロラインを選ぶことで、操作性を優先したのだ。



予選第3戦WINNER:トミー敦

初代アジング王・トミー敦さんが登場したのは、『ルアマガソルト8月号』の第3戦。

キーパーサイズとなる叉長20cmがほとんど釣れず、史上まれにみるロースコア戦となったものの、対戦対手の蘆原仁さんを2-0でくだし、トミー敦さんが連覇に向けて発進した。

トミー敦(とみー・あつし)/全国各地でアジングに挑むトッププロ。運と実力をいかんなく発揮し、初代アジング王の栄冠を獲得した。今年も危なげなく、決勝へ進出!!

ディープにフォールさせていく最中の豆アジのアタリをあえてスルーして、キーパーサイズのアタリを捉えるという離れ業をやってのけたボロンロッドに注目だ。

ロッド:スラムURT-60TFLB-one-T2[ティクト]

当日のアジの居場所をボトム付近ではないかと予想したトミーさん。また、フィールド的にも遠投性が求められる可能性も考慮し、ソリッドティップロッドよりも遠投・ディープでの操作がしやすく、カーボンチューブラーよりも感度に優れるボロンロッドを選択した。

リール:イグジストFC LT1000S-P[DAIWA]+SLPW EX LT2000SS [SLPワークス]

トミーさんは普段あまりカスタムしないとのことだが、こちらはスプールをひとつ上の番手へ換装。こうすることで、1000番台の軽さを持ちつつ、2000番台のスムーズなライン放出が可能になるのだとか。

ライン:ジャックブライト0.3号[ティクト]+ライトゲームコンパクトショックリーダー0.8号[ティクト]

使用したのは視認性の高いエステルラインジャックブライト。なかでもこの0.3号がポイントであり、トミーさんが全国どこの釣り場でもベースにしているオールマイティな番手なのだ。

第4戦WINNER:丹羽喜嗣

予選最後の戦いとなる第4戦は『ルアーマガジン・ソルト10月号』に掲載。

灼熱地獄の壱岐島で戦ったのは様々な魚種に精通する松本幸雄さんと瀬戸内海の猛者・丹羽喜嗣さん。地合いを捉えたことでリードを広げ、松本さんの猛追を振り切った丹羽さんが決勝進出を果たした。

丹羽喜嗣(にわ・よしつぐ)/瀬戸内海がホームの猛者。豊富な知識・経験を持ち、初代アジング王・トミー敦さんが最も警戒する男。勝負にこだわるひたむきさを武器に優勝を目指す。

アジング王BATTLE参加者の中でも特に勝負にこだわったタックルをチョイスした丹羽さん。魚よりも自分との戦いをとったという。

ロッド:ソアレCI4+アジングS608UL-S[シマノ]

アジングには優れた感度の竿ほどいい。しかし、対決企画のような極限状態で行う釣りの場合、高感度すぎる竿では緊張による手の震えすらもルアーに伝えてしまい、アングラー側の意図していない動きをしてしまうことがあるという。いかなる状況であっても、操作した通りに動かし、誘える点を優先してこのロッドを選んだそうだ。

リール:ステラ1000SSSPG[シマノ]

メインラインに繊細なエステルを選んでいるので、ちょっとしたトラブルが命取り。ギリギリのところでふんばらなければならない釣り=対戦企画だからこそ、不安要素を排除すべく、最高スペックのステラをチョイス。

ライン:サイトレーザーエステル0.25号[シマノ]+ソアレリーダーEXフロロ3lb[シマノ]

試合時期が夏ということで、釣れるアジも小さいと予想した丹羽さん。必然的にジグ単勝負になる可能性も高かったたため、迷わずエステルラインを選択。繊細なラインの性能を発揮できるのは、ロッド、リールのトータルバランスがあってこそ!!

勝てるジグ単タックルを選べ!

4名それぞれが勝つために選んだジグ単タックル達。

12月1日に壱岐島で行われる『アジング王BATTLEオープン』に挑む者、これらを参考にすべし。


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