巻き物・イコール・ハードベイトとは誰が言ったのか……。ここではかたい頭をやわらかくしてみましょう。ワームを使った横の釣りを取り入れることで、秋バス攻略の幅はグンと広がるのだ!!


秋も深まり、巻き物シーズンたけなわ!! 

と言いつつ、気温の低下に伴って徐々に難しくなっていくのがこの季節。ただ闇雲に投げて巻いてを繰り返しても、簡単には答えが得られません。

とくに、ふだんソフトベイトの釣りを中心に展開しているアングラーは、「秋は巻き」という、いまやバスフィッシングの不文律みたいなキーワードに縛られて、とりあえず巻いてはみるけれど自信がなく、アタリもなく、得意なワームに結びかえるもリズムがつかめないままボウズでストップフィッシング…なんて寂しい結果になりがちです!!

ならば、ワームを巻いてみよう!!

巻き物と聞くと、ついついクランクベイトやバイブレーションプラグ、スピナーベイトなどのいわゆるハードベイトを連想しがちですが、ワームを巻いてはいけないというルールはありません。むしろ巻いてナンボ! のワームも多々あります。

そこで今回は、“ワームを使った巻きの釣り”をご紹介しましょう。

講師はご存知このお方!!

画像: 河辺裕和(かわべ・ひろかず)黎明期からトーナメントの世界に身を置き、今なお変わらない情熱でバスフィッシング道を極めんと突き進むレジェンドアングラー。グラブをバズベイトのように水面でトレースするメソッド“グラビンバズ”を編み出し、世に広めたのはあまりにも有名だ。ゲーリーインターナショナル代表。

河辺裕和(かわべ・ひろかず)黎明期からトーナメントの世界に身を置き、今なお変わらない情熱でバスフィッシング道を極めんと突き進むレジェンドアングラー。グラブをバズベイトのように水面でトレースするメソッド“グラビンバズ”を編み出し、世に広めたのはあまりにも有名だ。ゲーリーインターナショナル代表。

河辺さんの“巻くワーム”の引き出しはたくさんありますが、もっとも基本にしてビギナーからベテランまでキャリアに関係なく釣果をもたらしてくれるのが、コレ!!

4インチグラブ(ゲーリーインターナショナル)
画像: 30年前に日本に上陸し、いまなお釣れ続ける永遠の定番。どんなリグにも対応し、巻いて横に動かすもヨシ、撃って縦に落とすもヨシのマルチプレイヤー。

30年前に日本に上陸し、いまなお釣れ続ける永遠の定番。どんなリグにも対応し、巻いて横に動かすもヨシ、撃って縦に落とすもヨシのマルチプレイヤー。

これを、表層で使うならノーシンカーリグ、

画像: フックはスゴイフック#1/0(ゲーリーインターナショナル)を使用。

フックはスゴイフック#1/0(ゲーリーインターナショナル)を使用。

ボトムで使うなら、ジグヘッドリグにセットします。

画像: モノガードラウンドジグヘッド(ケイテック)を使用。ヘッドのウエイトは1/16オンス(1.8グラム)をベースに、バスの反応をうかがいながら巻き速度の調整や根がかりの有無に応じて変更する。

モノガードラウンドジグヘッド(ケイテック)を使用。ヘッドのウエイトは1/16オンス(1.8グラム)をベースに、バスの反応をうかがいながら巻き速度の調整や根がかりの有無に応じて変更する。

なぜ、表層とボトムなのかというと、

画像1: ならば、ワームを巻いてみよう!!

「バスという魚の習性を考えたとき、エサを追い込む場所、つまり水面かボトムを意識したほうが食う確率は上がると思う。もちろん、その場の水深にもよるけれど、せいぜい2メートルのシャローウォーターなら、クランクベイトみたいにリアクションバイト狙いで中層を引くことはまずないなぁ。リグ自体の動きは、ワームならではの食わせの要素に長けたものだからね」と、河辺さん。

水面で小魚を追っていたり、そこかしこに波紋が生じるなど生命感があるようなら、まずはノーシンカーリグで表層(水面)を巻いてみましょう。

キャスト後、グラブが着水したらロッドを立てた状態でリトリーブを開始。テールがぴろぴろと水をつかんでやさしい後方波動を生み出します。

画像: このとき、リグと自分の距離が近付くにしたがってロッドを寝かせていき、常に一定の速度、一定の波動を維持しながら表層(水面)をトレースするのがコツです。応用として、障害物のそばで止めて落とし込んだり、逆にスピードを上げたりするのもアリ。

このとき、リグと自分の距離が近付くにしたがってロッドを寝かせていき、常に一定の速度、一定の波動を維持しながら表層(水面)をトレースするのがコツです。応用として、障害物のそばで止めて落とし込んだり、逆にスピードを上げたりするのもアリ。

画像: こちらはプロトの3.5インチハートテイル(ゲーリーインターナショナル)による表層巻き(バジング)。このあと、タイトル画像のファイトシーンにつながります。マッディウォーターの水面で誘う場合、河辺さんは、ハートテイルをはじめ4インチグラブよりもテールのアピールパワーが強いワームをセレクト。

こちらはプロトの3.5インチハートテイル(ゲーリーインターナショナル)による表層巻き(バジング)。このあと、タイトル画像のファイトシーンにつながります。マッディウォーターの水面で誘う場合、河辺さんは、ハートテイルをはじめ4インチグラブよりもテールのアピールパワーが強いワームをセレクト。

逆に水面が静かで魚の気配が感じられないようなら、ボトムを巻いてみる。ただし底ベタベタをズルズルするのではなく、わずかに底を切った状態をイメージしながら通してみましょう。

あまり速く巻くとリグが浮いてきてしまうので、慣れないうちはちょっとゆっくりを意識したほうが良いかもしれません。

画像: 河辺さん曰く、「常に一定の水深をキープしてトレースするなら、いわゆるズル引きの要領で、横方向へのスイープな竿さばきのほうが操作しやすいよ」巻いても、ロッドで引いても、横の釣りであることに変わりはなく、やりやすさで選ぶべし。

河辺さん曰く、「常に一定の水深をキープしてトレースするなら、いわゆるズル引きの要領で、横方向へのスイープな竿さばきのほうが操作しやすいよ」巻いても、ロッドで引いても、横の釣りであることに変わりはなく、やりやすさで選ぶべし。



考え方はとてもシンプル! そしてあまり難しい操作を必要としないのが、グラブの巻き!!

はたしてその効果は……

画像2: ならば、ワームを巻いてみよう!!
釣れ釣れです(一部)!!

巻きの登竜門に最適な4インチグラブ!! ハードベイトが苦手な人は、まずここからトライしてみてくださいね。

ちなみに河辺さんが使用していたタックルはコチラでした。↓

●ロッド:ファンタジスタYABAIFNS-62SULS“フィネスパフォーマー”(アブ・ガルシア)●リール:Revo YABAI(アブ・ガルシア)●ライン:VARIVASガノアアブソルート4ポンド(モーリス)
「弱いバイトにも追従するソリッドティップを備え、なおかつしっかりフッキングできるロッド。感知能力も高いから、障害物にコンタクトした際に止めて、かわしてといった根がかりを回避する作業もやりやすいよ」。

10月26日発売の『ルアーマガジン12月号』では、4インチグラブのほかにも、ダブルテールグラブやカットテールなど、河辺さんが巻いて使うとっておきワームパターンを公開!! 取材時に繰り出したプロトの3.5インチハートテイル、そして即座にウエイトアップができる便利なシンカー“にゃん玉シンカー(ゲーリーインターナショナル)”を用いた『にゃん玉リグ』も要チェックです。

『ルアーマガジン2018年12月号』発売中!

『ルアーマガジン』は毎月26日発売です(※一部地域除く)! 価格は840円(税込)。 お求めは全国の釣具店や書店で! お近くのお店に置いていない場合は、そのお店でご注文いただくか、AmazonやNAIGAI-SHOP等のWeb通販サイトをご利用ください。


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